カテゴリ:試合など( 36 )

2012V・サマーリーグ観戦記

ここのところ再びご無沙汰しておりましたが、久しぶりの記事は2012V・サマーリーグ女子大会1次リーグ西部大会です。
V・サマーリーグは、通常のリーグと異なり、若手中心のメンバー編成で各チームが順位を争うリーグです。
Vサマーリーグは、予選的扱いの1次リーグと決勝リーグで構成され、まず1次リーグで参加チームが2グループに分かれて総当たり戦を行い、その後最終的な順位決定戦を行います。
そして、各グループの上位3チームが決勝リーグに進み、全6チームが優勝の座を争う、というものです。
昨年は、1次リーグが岡山シーガルズの河本昭義監督の故郷でもある笠岡市で開催され、震災の影響もあり全参加チームが集い、決勝リーグへの出場を賭けて戦いました。
岡山シーガルズは1次リーグを勝ち抜き、決勝リーグでも決勝戦まで進出したものの、NECレッドロケッツに惜敗、2位の成績で2011V・サマーリーグを終えました。

今年のサマーリーグは、2012年7月6〜8日に開催され、昨年と異なり、東部大会・西武大会に参加チームが分かれ、各大会の上位3チームが9月8、9日に行われる決勝リーグへと駒を進めることができます。
岡山シーガルズが参加する西部大会は、愛媛県西条市の西条市総合体育館で開催され、V・プレミアリーグ、チャレンジリーグに所属する8チームが参加し、Aグループ・Bグループに分かれて順位を競います。
参加するチームは、Aグループは久光製薬スプリングス・KUROBEアクアフェアリーズ・PFUブルーキャッツ・JAぎふ、BグループはJTマーヴェラス・大野石油広島オイラーズ・フォレストリーヴズ熊本、そして、岡山シーガルズです。

このサマーリーグ、開催日の初日は7月6日。そう、平日の金曜日です。
久しぶりにシーガルズの試合を見ることができる良い機会ながら、なかなか平日にお休みをとることもできず・・・
ということで、僕が観戦に行ったのは7月7(土)、8日(日)となりました。

さて、初日の試合結果はシーガルズのメールマガジンで知りました。
気になる結果は、大野石油広島オイラーズに2-0のストレート勝利、続くフォレストリーヴズ熊本も2-0のストレートで下し、見事連勝で初日を終えることができました。

そして迎えた7月7日。
岡山駅から特急しおかぜに乗り、2時間電車に揺られ、降り立った駅は伊予西条駅。
西条市は霊峰・石鎚山の麓に広がる風光明媚なまちで、さらにいたるところに地下水がわき上がる『うちぬき』と呼ばれる自噴井が見られ、水の都とも呼ばれています。
空を見上げると、どんよりとした雲が広がり、如何にも梅雨といった風情の空模様でした。

会場に入ると、体育館内には2面のコートが設けられ、既に選手達が試合前練習を行っていました。
対戦相手はV・プレミアリーグの雄・JTマーヴェラスです。
JTマーヴェラスは、現在主力選手を怪我で欠き、また、セッターの橋本選手が引退するなど、必ずしも万全とは言えない陣容ですが、油断は禁物の相手であることは間違い有りません。
対する岡山シーガルズは、第1セットのスターティングメンバーを関、福田、川畑、宮下、卜部、川島、リベロ丸山の陣容で挑みます。
e0234998_2013409.jpg

さて、実は事前に山陽新聞紙上にて、岡山シーガルズのサマーリーグについての記事が出ており、その記事にて気になる記事がありました。その記事によると、サマーリーグでのメンバーについて、セッターとして堀口選手や卜部選手を試していく、というものでした。
卜部選手がセッター!?ということで、ファンの方の間ではその報に動揺が走りました。
ところが、いざ蓋を開けてみると、陣容的にも試合内容的にも、卜部選手は特にセッター専任ということではなく、普通にプレーをされていたので、まぁ杞憂というか、言葉のあやというか、選手に色々させてみる、という程度のことだったようです。
e0234998_20225078.jpg

セッターとしては、宮下選手以外に堀口選手も出場し、サーブ、トスで見せ所を作りました。
e0234998_20234437.jpg

気になる試合結果は25-12、25-17と危なげなく2セットをシーガルズが連取し、Bグループを1位通過しました!

続く試合は、Aグループの2位との上位決定戦です。
相手となるのは、Aグループで久光製薬スプリングスに次ぐ2位の座を勝ち取ったPFUブルーキャッツ。
e0234998_20404278.jpg

この試合も2011/12シーズン4強の貫禄を見せるかのように2-0でストレート勝ち。
これで、シーガルズは優勝決定戦までの全ての試合を2-0のストレートで勝利し、翌8日に行われる優勝決定戦へと進出することが決定しました。
と同時に、西部大会2位以内が確定、決勝リーグへの進出も同時に決定しました!

順当に優勝決定戦へ進んだ、ということで、会場内を少し紹介したいと思います。
試合会場への入口前にある2階のホールでは、東北地方や西条市のPRコーナーが設けられておりました。
e0234998_1025528.jpg

2010/11シーズン終盤でのシーズン打ち切りや世界規模の大会の開催地など、先の大震災はバレーボール界にも少なからず影響を及ぼしたのですが、岡山シーガルズを含め、男女問わず多くのチームやVリーグは様々なチャリティー活動に積極的に取り組んでいます。
2012/13シーズンは関東地方での開催も増え、岡山在住の僕は試合の観戦機会が激減しそうですが、逆に関東地方のファンの方々には嬉しいニュースと思います。
余震なども未だに続いていますし、まだまだ大変な状況であることには変わりないと思います。
ただ、僕が大好きな漫画の一つである『ジョジョの奇妙な冒険』の展示会である『荒木飛呂彦原画展 ジョジョ点』が7月28日から8月14日まで、作者の故郷であり、震災の被災地でもある宮城県仙台市で開催されます。
少しずつではありますが、被災地の報でも明るいニュースが増えてくると良いな、と切に願います。

さて、7日の試合観戦を終わり、試合会場を出たのですが、誰も興味を抱かないであろう僕の試合後の過ごし方は省くとしまして、次の観戦へ場面を移します。

一晩明けて8日。
昨日の曇天が嘘のように、空は透き通るような快晴です。
駅から出ている無料のシャトルバスを、ホテルの部屋の時計が遅れていて、すんでのところで乗り過ごしてしまい、仕方なくタクシーで会場入り。

会場に着くと、既にコート上では優勝決定戦の前に行われる3位決定戦、7位8位決定戦が行われていました。
そして、開始予定時刻の11時30分、優勝決定戦の開始時刻が訪れました。
シーガルズの対戦相手となる久光製薬スプリングスですが、昨年のワールドカップバレーにおいて、同じく久光製薬に所属する新鍋理沙選手とともに最年少コンビとして一躍脚光を浴びた岩坂名奈選手が出場していました。
全日本登録選手を擁し、2011/12シーズンは唯一勝ち星をあげることができなかった我らが岡山シーガルズ。
その強敵・宿敵に挑むは、川畑、卜部、川島、福田、宮下、関、リベロ丸山という、今回のサマーリーグではほぼレギュラークラスのメンバーです。
e0234998_20261088.jpg

ここまで全勝のシーガルズですが、この試合は目に見えて動きが硬い気がします。
岩坂選手の高いブロックに気圧されているのか、今ひとつパリッとしていないように見えます。
ただ、サマーリーグを通じてシーガルズの戦い方に感じていたことなのですが、かなり選手達の力を試すような、そういう試合展開をしていたように思います。
その結果、ある程度読める攻め方、ある意味単調になってしまっているような、素人目にそういう風に見えました。
結果としては、20-25、20-25の0-2でストレート負けを喫し、最終的に、岡山シーガルズは1次リーグ2位の成績で決勝リーグへと進む事となりました。
このサマーリーグの結果については、ネット上でも嘆く声などを拝見したりもするのですが、僕としては、甘いのかもしれませんが、まぁ、この結果はこの結果で良いのではないか、とある程度納得しています。
試合中、所々で選手交代が行われ、ある程度プレーをした後、再びレギュラー級のメンバーに戻る、という場面を幾度も目にしました。
その際、交代してコートアウトした選手は監督に呼ばれ、そこで必ず何かしらのアドバイスのようなものを受け、その後控えのコーナーへと帰っていきました。
また、レギュラー級の選手達にも、監督がベンチを立ち、コートまで近づいてなにやら選手に対して指導をしているような場面もありました。
そういう動きを見ていると、試合とは言え、かなり選手育成や力試し的なところに重点を置いているように見えました。
結果こそ優勝決定戦で敗北の2位となりましたが、解決すべき課題を抽出できた、という意味で、逆に敗北しておいて良かった、という風に思いました。
そういう意味での納得でした。

会場外へ出て上を見上げると、目に飛び込んできたのは真夏を思わせるようなまぶしい日差しと透き通るような青い空。
e0234998_20252027.jpg

最後を敗戦という結果で終えたものの、きっと選手達はもっともっと強くなっていくはず。
そういう思いで会場を後にしました。
e0234998_2025382.jpg


こんな感じのサマーリーグ観戦でしたが、最後に短評を交えながら写真で選手達のプレーを紹介してきたいと思います。

まずは関選手。
e0234998_20265030.jpg

身長180cmを超える、シーガルズのツインタワーとして大活躍した2011/12シーズン。その勢いをこのサマーリーグでも感じさせる、ブロードやブロックなどが冴えました。随所でちょっと合わせきれない場面もあったりしつつ、そこをなんとか押し込む、という場面もあり、ぴったりコンビがはまってくると、センターとしての地位は揺るぎないものとなるかもしれません。

そして同じくセンターの川島選手。
e0234998_20291488.jpg

優勝決定戦までは、ブロックはもちろん、力強いスパイクや相手のレシーブミスからのチャンスボールを厳しく決めつつ、同じような場面では一旦レシーブして落ち着いて攻めるなど、様々なプレーをクールに淡々とこなしているような、余裕のようなものが見えた気がします。
ただ、優勝決定戦では全日本選手の岩坂選手を前に、若干気圧されたか印象も無きにしもあらずでしたが、187cmの長身センターを向こうに堂々としたプレーを魅せてくれました。
e0234998_20335526.jpg

吉田みなみ選手は、2011/12シーズンでめざましい活躍を見せてくれた選手の一人です。
リベロとして培った定評あるディフェンスはもちろん、シーズンではレフトとしての起用で身長167cmの小柄な体躯ながらも、鋭い的確なスパイクを武器にする、という三面六臂の大活躍でした。
サマーリーグでもその実力を見せつけ、僕が見た試合では出場機会は若干少なかったものの、要所で登場し、期待通りの活躍を見せてくれました。
e0234998_2034242.jpg

福田選手はサマーリーグ参加選手の中で最年長となる選手でした。
この大会ではキャプテンを務め(恐らく。コイントスをされていましたし)、ムードメーカーとしての役割はもちろん、そのパワフルなスパイクは折り紙付きです。
プレーでもらしさを拝見することはできましたが、JTマーヴェラス戦終了後にメンバーが引き上げていく時に、相手キャプテンが審判と握手するのを見て「あっ!私が握手するんだった」という感じで慌ててコートに戻り、審判と申し訳なさそうに握手をする、というお茶目っぷりも発揮していました。
e0234998_20344275.jpg

そして、その活躍ぶり、そして、レギュラー的存在でもあることから、まだ22歳という若手である、ということを忘れてしまうかのような存在が川畑選手。
時に鋭く、時にブロックアウトを狙い澄ます冷静なプレーが光るクールなこの選手は、久光製薬戦でも岩坂選手に果敢に挑んでいきました。
2011/12シーズンからバックアタックの習得に取り組まれていらっしゃると思うのですが、この選手がバックアタックを完全にモノにしたら、シーガルズの戦術がさらに広がると思います。
期待の選手の一人です!
e0234998_20481558.jpg

続いて佐々木侑選手です。
サマーリーグでは途中出場が多かったのですが、佐々木侑選手は既にある程度チームに馴染んできているような印象を受けましたし、思ったよりも柔らかいというか、冷静にコートを見て空いているところに落としていく、というプレーなんだなぁ、と改めて思いました。
コンビが合ってきて、スピードとパワーのあるスパイクをより織り交ぜることが出来る様になってきたら、コーナーを狙ってくるクレバーなプレーか強打か、という相手の迷いを誘う、相手にとっては嫌な、味方にとっては頼もしい存在になってくるのかな、と期待感大です!
同じ山口県ご出身ですし!
e0234998_20484075.jpg

そして、その侑選手の妹でいらっしゃる佐々木萌選手。
佐々木選手は黒鷲旗の時にも感じた、少しまだ遠慮が見えるような気もしながらも、コートに入ったときは宮下選手が意識したであろう多めのトスに対して、よく合わせて得意のパワフルなスパイクをたたき込んでいきました。
なかなかスパイクの決定率が上がっていないのではないか?という気もしましたが、河本監督も佐々木萌選手に対しては黒鷲旗や公開練習の時もそうでしたが、頻繁に佐々木萌選手を呼んで指導をされており、気に掛けられている選手の一人ではあると思います。
教えを汲み、成長していけばきっと頼りがいのあるレフトとして成長していくんだろうな!と思いました。
同じ山口県ご出身ですし!

意外なところでこちら。
e0234998_2059307.jpg

PFU戦で登場したリベロ・北村選手です。
北村選手はファンの方ならみなさんご存じの通り、セッターとしてチームの公式WEBサイトにも掲載されていますが、まさかここに来てリベロとは!
これも山陽新聞さんに掲載されていた色々選手の起用を試してみる、という方針の一環だったのでしょうか。
ちょっと驚いた一幕でした。

竹田麻衣選手は新人ながら、2011/12シーズン終盤でリベロとしてワンポイントで登場したこともありましたが、今大会でも途中出場でコートに入りました。
e0234998_2153484.jpg

まだどういうプレーをされるか、そこまで判断できる程プレーを拝見していないので何とも言えないのですが、ここから場数を踏みながら、着実に成長して欲しいものですよね!
e0234998_2117330.jpg

事前の予想とは裏腹に、結局ほぼメインのセッターとして出場したのが宮下選手でした。
随所で2枚替えの堀口選手と交代、ということもありましたが、基本は宮下選手がゲームメークをしました。
ただ、先にも述べたとおり、恐らく試合結果よりも、多くの選手の実践での力をはかる意味合いが強かった印象のある今大会では、宮下選手自身のゲームの組み立て、というのは意外に少なかったのではないかな、と素人考えで思いました。
いずれ日本を背負って立つ選手、と河本監督が手塩にかけて育て、実際に全日本選手にも登録されている宮下選手ですが、国際舞台ではまだトスを上げたことはありません(僕の記憶が確かならば・・・)。
監督も自覚が出てきたと語る宮下選手、7月28日から開催されるオリンピックで活躍する同じチームの山口選手のプレーをどういう気持ちで見るのか、とても気になるところです。

さて、僕がこの2日間のサマーリーグ観戦の中で最も印象に残ったのが、この選手です。
e0234998_2121880.jpg

背番号19、年齢も19、本大会の開催県である愛媛県ご出身の黒河亜紀選手です。
黒河選手はなかなか出場機会には恵まれないものの、昨年のサマーリーグを始め、若手主体のチーム編成で参加する大会では時折参加していました。
その黒河選手。
e0234998_217826.jpg

近年、全日本選手のほとんどがジャンプフローターサーブを打ち、栗原選手や新鍋選手など、ごく一部の選手しか打たなくなってしまったスパイクサーブ。
黒河選手は、そのスパイクサーブの打ち手です。
サマーリーグで見た黒河選手のスパイクサーブは一言で言えば『パワフル』。
高くボールをトスアップし、高く飛び上がって鋭く打ち込んだスパイクサーブは、打たれた瞬間から見ているだけでボールの重みを感じてしまうような、そんな力強さを感じました。
そしてその力強さをさらに感じたのがバックアタック。
PFU戦で見せた彼女のバックアタックは、僕が見たシーガルズの選手が打つバックアタックの中でも、最もパワーのあるバックアタックに見えました。
黒河選手がサーブを打つローテーションの際に、5〜6点くらい連続得点があったのですが、その印象もあってか、黒河選手の成長ぶりが非常に顕著に見えました。
シーズン中はユニフォームを着ることができず、ボール出しなどでサポートする立場が多かった黒河選手ですが、コートサイドで試合を観戦する際は真剣な表情で試合を観ては、要所要所でメモを取るなど、非常に研究熱心な選手では無いかと思います。
確か黒鷲旗だったと思うのですが、コートサイド外側に設けられた観覧席で、他チームの選手数人から少し離れて一人で座った黒河選手が、鋭い眼差しで試合展開を見ている様子を拝見したことがありました。
きっとこれからチームに欠かせない存在となっていってくれる、そんな予感をひしひしと感じた一幕でした。

というところで、いつも通り、素人目からの、専門的な見地が一つもないレポートで恐縮ですが、僕のサマーリーグ観戦記でした。
[PR]
by dafeng5 | 2012-07-10 21:27 | 試合など

【プチ写真レポート】平成24年3月3・4日V・プレミアリーグ豊田大会

3月16〜18日に行われるセミファイナルに行くかどうかを真剣に悩んでいるdafeng5です。
16日はさすがに平日なので年度末のこの時期は無理と思われますが、17、18日は行きたい・・・
カーナビに会場をセットすると『所要時間315分』。
・・・う〜ん・・・
でも見たい・・・

と、そんな私事はさておき、恒例となった試合中の選手達の様子を少しでもお伝えするためのプチ写真レポートです。
少しでも試合当日の様子が伝わればなぁ、と思います。

まずは、3月3日土曜日、対久光製薬スプリングス戦からです。

試合会場となった、愛知県豊田市のスカイホール豊田です。
かなり大きな体育館でした。
e0234998_101268.jpg

ちなみに、車が写っている向こう側に、我らが岡山シーガルズの受付がありました。

森選手と山口選手の全日本組による豪華なブロックです。
森選手はもちろんのこと、山口選手もブロックは相当なもので、翌4日第4セットで勝負を決めたブロックポイントは山口選手があげた得点でした。
e0234998_112371.jpg


村田選手のサーブです。
左手を前に出し、少し前にボールをあげて打つ。
基本に忠実なサーブですが、それにしてもギリシャ彫刻を思わせるような素晴らしい筋肉だと思います。
この腕からあの強力なスパイクも打ち出されるのです。
e0234998_12463.jpg


ホイッスルを待つ選手達。
タイムアウトは試合の流れを変えるための重要な戦術です。
規定時間を過ぎ、コートに入っていき、流れを良い方向に持っていくことができるか。
とても緊張する時間なのではないかと思います。
e0234998_143477.jpg


意外と僕は丸山選手の写真を撮っていません。
正確には『撮れていません』。
サーブはレシーブが苦手な選手だけでなく、相手のアタッカーを狙うことが多いため、狙って写真を撮ろうにもなかなかリベロにボールがいかないため、なかなかシャッターチャンスに恵まれないのです・・・
シーガルズの若き守護神・丸山亜季選手の活躍、もっと写真で紹介したいなぁ、と思っています。
e0234998_17693.jpg

e0234998_204556.jpg


コート上でプレーする選手達の闘志を鼓舞するベンチからの声援。
富山時代のシーガルズから最前線でプレーしてきた主将・岡野弘子選手と副主将・若浦貴子選手。
若いチームは時に雰囲気が暗くなるとそのまま調子を崩してしまうこともあります。
そんな若い選手達をベンチから後押しし、コート上に立つと背中で引っ張っていく。
これほど頼もしい存在はないのではないでしょうか。
e0234998_1101789.jpg


そんな岡野弘子選手のプレー。
今シーズンは宮下遥選手がメインのセッターを務めましたが、調子を崩したときやゲームの流れを変えるときに投入されたのが岡野選手でした。
変幻自在なトスワークは健在で、自身と同じく、富山時代から共に戦ってきた森和代選手とのコンビプレーは切れ味鋭く相手コートを引き裂いていきました。
e0234998_1151770.jpg


森和代選手は、180センチを越える関・川島両選手の登場が増えたことで逆にコートに立つことが若干少なくはなりましたが、その円熟味有る巧みなプレーは見るものに未だに驚きを与えてくれます。
クールな表情で瞬間瞬間の正確な判断でチームの窮地を幾度も救ってきました。
e0234998_1172511.jpg

森選手がコートに入ってくるとき、選手達はたまらない安心感を覚えるに違い有りません。
彼女もまた背中で語るプレーヤーの一人なのだと思います。
e0234998_1193267.jpg


関選手は2010年にデンソーエアリービーズから岡山シーガルズへ移籍してきたものの、リーグの規約上2010/11シーズンに出場することができず、今シーズンが初のリーグとなりました。
昨年のサマーリーグでの活躍もめざましく、シーズンに入ってからは時折垣間見えた不安定さもなりを潜め、コンスタントに活躍する選手へと成長しました。
比較的上背のない選手が多かったシーガルズの中で、チーム一の長身となる彼女の存在は、新生シーガルズの柱の一つなった、と言えるのではないでしょうか。
e0234998_121137.jpg


その名のごとく美しく舞い上がるのは山口舞選手。
卓越したジャンプ力は、世界の舞台においても、並み居る長身選手のブロックをかいくぐる狙い澄ましたスパイクと、咄嗟の判断で相手の手に当ててアウトを狙っていく頭脳的なプレーを自由自在に繰り出し、一躍世界中の脚光を浴びました。
余談ですが、国際バレーボール連盟FIVBのWEBサイトのトップページ上部にあるイメージには、多くの世界的選手と共に、全日本のユニフォームに身を包んだ山口選手が登場します。いかに彼女が世界的に注目を集めているかがよく分かります。
そんな彼女もチームの中では中堅どころで、新聞記事などでは若手に対する想いを語ることが多くなっています。とはいえ、その輝きは全く衰えず、ぶれない気持ちで進化を続けている素晴らしい選手だと思います。
e0234998_126474.jpg


宮下遥選手は次世代の全日本を背負っていく可能性を秘めた若き司令塔です。
e0234998_1433831.jpg

若きと簡単に言いましたが、若干17歳。
シーガルズの多くの選手は大阪国際滝井高校でプレーし、春高などを経験してシーガルズに入団、という流れが多いと思うのですが、彼女は在学中から既にバレーボールのトップリーグで活躍しています。それどころか、既に大阪国際大和田中学校に在学中に内定選手としてプレーを始めているのです。
河本監督は常々、将来の日本を背負う長身セッターとして大いに期待していることを語られています。
e0234998_1442797.jpg

主将の岡野選手に変わり、今シーズンのレギュラーラウンドはセッターとしてスターティングメンバーに入り続け、見事4年ぶりとなる4強入りに貢献しました。
次なるはセミファイナル、そして、ファイナル。さらには全日本代表チームでのセッター。
彼女には遙かなる高みが待っているに違い有りません。
e0234998_1342013.jpg


フライングビューティー・卜部里菜選手。
特徴有るジャンピングフローターサーブを得手とする卜部選手は、小兵ながらもスパイク、レシーブなど、様々なプレーをこなすオールマイティーな実力を持っています。
なんと3月4日の対トヨタ車体クインシーズ戦ではリベロとして出場。会場のファンの度肝を抜きました。
彼女は出身校である大阪国際滝井高校在学中に春高バレー優勝を経験しています。
日本一の栄光を今度は岡山シーガルズで。
その研ぎ澄まされた表情は、きっとそう心に誓っているのではないかと思います。
e0234998_1455492.jpg


個人的に森選手、山口選手のプレースタイルを受け継いでいくのではないかと思っているのが、この川畑愛希選手。
時に力強く、時にクレバーに。
瞬時の判断を求められるそのプレースタイルを涼しい表情で身につけようとしている彼女は、将来のシーガルズをしょって立つ選手となることは間違い有りません。
e0234998_1495580.jpg


再び森選手。
彼女には女性ファンも多いと聞きます。
凛とした表情で気迫のこもったプレーを繰り広げるその姿を見ていると、それも納得できる気がします。
e0234998_1524763.jpg


『この試合に勝利すれば4強入りが確定する』
そんなプレッシャーに選手達が固くなり、第1セットは落としてしまったものの、第2セット中盤からは選手達も落ち着きを取り戻し、今シーズンのシーガルズに見られた粘りの末に得点を決める、という姿を取り戻しました。
e0234998_243682.jpg

e0234998_158628.jpg

e0234998_2223742.jpg


関李香選手と同じく、かつてデンソーエアリービーズに所属した福田舞選手。
今シーズンは昨シーズンの鬱憤を晴らすかのような大爆発!
本人曰く、苦手としていたサーブ、サーブレシーブを徹底的に練習し、攻守にわたって大活躍のシーズンでした。
e0234998_1593361.jpg


野口彩佳選手も今シーズンは飛躍の年となったと言えます。
B4組(丸山亜季選手、瀬尾有耶選手)が試合に出場することが多かった昨シーズンですが、今シーズンは多くの試合で時にリベロとして、時にピンチサーバーとして活躍を見せました。
4日は卜部里菜選手が副リベロとなったことから、主にピンチサーバーとして登場。守備固めとしてももちろん機能し、粘りのシーガルズの一翼を担う存在でした。
e0234998_212234.jpg


川島亜依美選手もB4の一人。
あくまで個人的な感想として、『いつの間にかすごい活躍している』という選手で、若いながらも堅実性溢れるプレーをしているのがその理由なのかもしれません。
とはいえ、関選手と比肩する181センチの身長は、それまでのシーガルズには無かった高き壁として相手の前に立ちふさがりました。
e0234998_25972.jpg

ちなみにこの写真は攻撃をした後、無事決まったことを確認して、「よかった〜!」と思っているのではないかな、という場面です。

試合後のヒロインインタビューは山口舞選手。
インタビュー後、ボールにサインをして、二階の応援席に力一杯ボールを投げ込みました。
e0234998_285919.jpg

インタビューの内容を覚えていれば良かったのですが・・・その時は勝利の歓喜のあまり、とても興奮していて、内容を全く覚えていません・・・申し訳ないです・・・

その山口選手の向こう側では、勝利を喜び合う選手達がいました。
森選手と卜部選手は二人でなにやら楽しそうに会話。
e0234998_2102093.jpg

その表情に、無事勝利を遂げ、当初の目標だった4強入りを達成した事への安堵感がうかがい知れます。

そんな選手達をコート隅から見守っていた河本総監督。
その眼差しがとても優しいものだったことがとても印象的でした。
ストレッチ後の応援席からの最後のエールに応える選手達の前を、河本総監督が通り過ぎるその表情には、安堵感と共に次の闘いへ向けてのスタートが切られているように思えました。
e0234998_211415.jpg


一方、今シーズンから監督に就任した溝田監督。
河本総監督が比較的静かにベンチに座っていることが多かったのに対し、溝田監督は決まったときは選手達共に大声で声をあげ、士気を高めていらっしゃいました。
個人的にシーガルズは静かなチーム、という印象があるのですが、この熱い溝田監督、僕は好きです。
e0234998_2163026.jpg


闘い終わった選手達。
次なる闘いへ向かう前の喜びのひととき。
e0234998_2185360.jpg


こうして、4年ぶりの4強進出を決めた3月3・4日の豊田大会の幕は閉じたのでした。

そして・・・
次はセミファイナルです!

Seagulls Go! Go!ですよね!
[PR]
by dafeng5 | 2012-03-07 02:23 | 試合など

岡山シーガルズ、セミファイナル進出!

ここのところ大変ご無沙汰しておりました。
そして、ご無沙汰しているうちに、V・プレミアリーグの2011/12シーズンのレギュラーラウンドは、昨日平成24年3月4日をもって終了いたしました。

レギュラーラウンドが終了後、上位4チームがセミファイナルに進むことになります。
シーズン序盤で無敗の快進撃を続けていたデンソーエアリービーズと、全日本登録選手を多数有する実力派の東レアローズは早々にセミファイナル進出を決めていました。
そして、同じく全日本代表として切れ味の良いバックアタックと気迫溢れるプレーが魅力の石田瑞穂選手のほか、昨年のワールドカップにてきら星のごとく現れた岩坂選手、新鍋選手、座安選手を要する久光製薬スプリングスも順当にセミファイナルへとコマを進めました。

昨年末に東レアローズを破るなど、昨年とは打って変わって勝ち星を重ねる岡山シーガルズでしたが、去る2月12日の兵庫大会にて、そこまで全敗だったNECレッドロケッツにまさかのストレート負けを喫します。
この敗戦が後々まで糸を引き、暫定4位のJTマーヴェラスにあと一歩のところで追いつけない・・・という状況が続きました。

ところが!
このJTマーヴェラスがシーズン後半にまさかの失速で、なんとセミファイナルに進出するもう1チームが決定するのは、平成24年3月4日のレギュラーラウンド最終日にもつれ込んだのです!

実は2月25〜26日に開催された愛媛大会では25日だけ現地に応援に行っていたのですが、岡山シーガルズが東レアローズに敗北し、一方JTマーヴェラスはトヨタ車体クインシーズ相手に勝利。

『これで勝負あったかぁ・・・』と思った矢先。
翌26日に行われた試合で、JTマーヴェラスが最下位のNECレッドロケッツにまさかのストレート負け!
なんと、岡山シーガルズにまだ4強に残るチャンスが残されることとなったのです!

そんな状況で行われた3月3日、4日の豊田大会。

岡山シーガルズは3日の試合で久光製薬スプリングスにフルセットで惜しくも負けを喫します。
一方JTマーヴェラスは3-1でパイオニアレッドウィングスを下しました。
ここでJTマーヴェラスが勝利数が1つ上回り、4日にJTが勝利するとシーガルズの結果にかかわらず、JTがセミファイナルへと進む、と言う状況になり、シーガルズの4強入りも夢と消えるのか・・・と思われました。

ところが、3月4日に東京体育館で行われたJT対東レ戦に於いて、JTがまさかのストレート負け!

前日フルセットで負けていたシーガルズですが、JTが1セットも取れずに敗北したことで、勝利さえすれば勝利数で並び、さらにセット率で4位になる、という展開に!

なんとドラマティックなのでしょうか・・・

運命の3月4日豊田大会第二試合。
岡山シーガルズ対トヨタ車体クインシーズ。

岡山シーガルズファンの方々は、この日の事をきっと忘れないでしょう。
もう僕が何も言うことはないと思います。

当日の様子が少しでも伝われば、と思い、できの良いものではありませんが、写真を何点か掲載させて頂きます。

緊張の面持ちでコートに入った選手達。
e0234998_012581.jpg


河本総監督を囲む選手一同。
e0234998_0133867.jpg


新生シーガルズのレギュラーラウンド最後となる、スターティングメンバーでの円陣です。
ついにドラマが幕を開けました。
e0234998_0145348.jpg


アタック決定本数は、レギュラーラウンド通算で日本人最高位となる3位を獲得した福田舞選手。
持ち前のパワー溢れるスパイクと、本人が苦手としていたサーブ、サーブレシーブを徹底的に修正し、今シーズンめざましい活躍を見せました。
e0234998_0155624.jpg


得点が決まる毎に選手達が集まり、小さくガッツポーズ。
「さぁいこう!」
最初見たときはかわいいとだけ思っていたこの新しいガッツポーズは、プレー毎に選手達の意識を統一するために大きな役割を果たしたことは間違いないと思います。
e0234998_0182811.jpg


宮下遥選手は若干17歳。
現役高校生のセッターは、今シーズン通してメインのセッターを務め、セットだけでなく、ブロックにレシーブにとめざましい成長を遂げました。未来を担うセッターとしての輝きが、コートをまぶしく照らしていました。
e0234998_0212926.jpg


今シーズンから主将を務めた岡野弘子選手。
プレーのことはもちろん、日常生活に至るまでチームのことを色々考えないと行けないという重責を背負った彼女は、その責務を十二分に果たしたと言えるのではないでしょうか。
チームがピンチを迎えたとき、岡野選手、そして森選手がその経験と巧さで窮状を打破する。
岡野選手が常々仰っている『自分の姿を見せて、若手を引っ張っていく』という言葉どおり、そのプレーに選手達は大いに勇気づけられたに違い有りません。
e0234998_0243613.jpg


関李香選手、川島亜依美選手の急成長により登場数が減った森和代選手ですが、それでも彼女の存在は岡山シーガルズにとっては不可欠なものでした。
レギュラーラウンドにおける1セットあたりのブロック決定本数は0.62で第4位。上位3名と比べると約20セット近く少ないセット数ながら、その確実性のあるブロックは素晴らしいものがあります。
シーズン直前に全日本代表として緊急招集されましたが、厳しい調整の中、これだけの数字をあげるのはさすがとしか言いようがありません。
e0234998_029597.jpg


もはや全日本代表には欠かせない存在となった山口舞選手。
世界を相手に堂々たるプレーを見せる彼女のプレーは、もちろんシーガルズでも輝きを見せます。
いくら全日本で活躍するプレーヤーとは言え、シーガルズの中ではチームの中の一員であり、彼女一本槍のプレーというのはありません。
しかし、その随所で見せるスピード、切れ味、技はさすがとしか言いようがありません。
e0234998_0363687.jpg


そして、まだ若手と言ってもいい年代にもかかわらず、既にシーガルズには欠かせない存在となっている川畑愛希選手。
e0234998_0405656.jpg

プレー中はきわめてポーカーフェースな彼女ですが、その奥にはきわめて冷静にプレーを見極める観察眼が潜んでいるように思います。
時に鋭くコート隅をつき、時に相手の手に当ててサイドアウトを取る。
安定した守備力と共に、既に主力たる存在となっています。
e0234998_0412439.jpg

e0234998_0493855.jpg


野口彩佳選手は昨シーズンはあまり登場機会に恵まれませんでしたが、今シーズンはほとんどの試合でリベロ登録された他、要所でピンチサーバー、レシーバーとして登場し、活躍しました。
e0234998_0443499.jpg

e0234998_0462237.jpg

プレーはもちろんなのですが、彼女にはムードメーカー的存在感も感じました。
プレーの一つ一つに静かに気合いを込め、沈んでいるムードを好転させる。今シーズンの影の立役者と言っても良いのかもしれません。
e0234998_0481365.jpg


今シーズンめざましい成長を遂げたと言えばやはりこの人は外せないでしょう。
関李香選手です。
身長183センチという、シーガルズの中では大柄な選手で、ブロック決定本数では森選手に次ぐ2位。
緩急自在のブロード攻撃と合わせ、若手中心の今シーズンのチーム構成で重要な役割を果たした選手で、今後の成長が本当に楽しみになってきました。
e0234998_051228.jpg

e0234998_054343.jpg


丸山亜季選手は、シーズンを通して正リベロとして活躍しました。
大きくはじかれたボールをフェンスにあたるまであきらめずに追いかけていくその静かな闘志溢れるプレーに、チームのピンチはいくつも救われてきました。
同期4人で構成されるいわゆる『B4』の中では、最も登場回数が多く、シーガルズの守護神として今後さらなる成長を遂げていくことは間違い有りません。
e0234998_0552641.jpg


川島亜依美選手は昨年のサマーリーグで敢闘賞を受賞した成長著しい若手です。
関選手に次ぐ身長181センチの長身は、クールな面持ちで相手の攻撃を防いでいきます。
e0234998_0592148.jpg

対トヨタ車体クインシーズ戦で、最後の相手の攻撃の前に立ちふさがったのは、山口選手と彼女でした。
e0234998_124940.jpg


このプレーをもって、我らが岡山シーガルズは2007/08シーズン以来4年ぶりとなる4強入りを果たすことになったのです。

昨年12月10日のV・プレミアリーグ開幕戦で岡野主将が誓った『4強』。
1勝25敗という昨シーズンを終え、その結果を真摯に受け止め、チームが一丸となってただひたすら前を向き、自らを鍛え続けて目指したもの。
それが、平成24年3月4日17時03分に現実のものとなったのです。

ゲーム終了後、喜びを分かち合う選手がいました。
e0234998_144451.jpg


整列する選手達に、応援席から勝利を称えるエールがとどろきます。
e0234998_1114753.jpg

e0234998_1124929.jpg

e0234998_1131076.jpg


もちろん、まだシーズンは終わったわけではありません。
セミファイナルラウンド、そして、ファイナルラウンドが控えています。

ただ。

この日、この時、みんなの心の中から自然と湧き出てきたものが喜びならば、素直にその喜びをみんなで分かち合うのも良いのではないでしょうか。
少なくとも僕は彼女たちにこう言いたいです。

おめでとう。
そして、感動をありがとう、と。

e0234998_1174097.jpg

[PR]
by dafeng5 | 2012-03-06 01:24 | 試合など

2012年1月14、15日 V・プレミアリーグ岡山大会 ちょっとだけ写真

恒例気味となりました、1月14、15日開催のV・プレミアリーグ岡山大会の写真を、ちょっとだけ掲載いたします。
当日の雰囲気はもちろん、選手達のプレーの様子が少しでもいいな、と思います。

まずは14日の対デンソーエアリービーズ戦から、福田舞選手と関李香選手。
e0234998_025567.jpg

お二方とも元デンソーに所属しておりますが、かたや乗りに乗ったときは誰にも止められない福田選手と、シーガルズの中では長身の選手で成長著しい関選手は、この日は古巣のデンソーを苦しめました。
関選手、ブロックがはまると良い感じです!あとは攻撃の決定力が増えてくるともっともっと頼もしい選手になってくると思います。

そして、次は先のワールドカップでの活躍も記憶に新しい森和代選手と山口舞選手です。
e0234998_062212.jpg

森選手、15日の試合終了時点でアタック決定率(バックアタック含む)で現在第3位につけており、その決定力はすごいですよね。森選手の打数がもっと増えてくると、シーガルズもこの先未来が明るいかも!ですね。
e0234998_0131018.jpg


山口選手はワールドカップの疲れも残っているのか、なかなか本調子が出ずにいる、という新聞記事もあったりしましたが、なかなかどうして、個人ランキングではいろいろな部門で20位前後に付けていますので、密かに活躍されているのです。
e0234998_0101960.jpg

先日のスポーツスピリッツでも『気持ちがブレないように』と仰っておりましたが、あくまで自らのスタイルを貫き通すその姿は、やはりシーガルズには無くてはならない存在ですよね。
それと同時に、全日本でも無くてはならない存在になってきた、ということも、チームやご本人は調整が大変とは思うのですが、ファンとしてはやっぱり誇らしい限りです。

そんな選手達を今シーズン生き生きと動かしてゲームを支配しているのが、若きセッター・宮下遥選手。
e0234998_0144668.jpg

昨年末の徳島大会では、対NECレッドロケッツ戦の勝利の後、歓喜のあまりか、安堵なのか、思わず涙ぐむシーンが見られましたが、今シーズンは見事に先輩達と一緒に勝ち試合を演出しています。
セッターとしては長身の選手だけに、ブロックでも活躍されていますが、サーブも開幕戦も連続得点に絡むなど、非常に効果的なサーブを放っています。
e0234998_018112.jpg

まだまだ17歳ですが、ボールに対する執着心はすさまじいものがありますし、今シーズンからは「相手に打ってもらうのではなく、相手に打たせる」ゲームの組み立てができてきた宮下選手。
これからが楽しみな選手です!
e0234998_0224564.jpg


今シーズン、コンスタントに活躍されているのが川畑選手。
e0234998_0184680.jpg

個人ランキングでは総得点やアタック決定本数などで現在5位と頑張っています。決定率は少し落ちるところがあるので、これで決定率まで上がってくると鬼に金棒ですよね!

今シーズンのシーガルズがちょっと違うのは、こんなところからも見えます。
e0234998_0262818.jpg

得点を取ったとき、選手達が集まって、小さく何か叫びながらガッツポーズ!
何となく「よし!」とか「やった!」みたいなことを仰っているようにも見えるのですが、声が聞こえないのではっきりとは分からないです・・・
新聞によると、意思疎通の一環としてこのガッツポーズを取り入れたそうですが、他のチームでは、コート内を走り回ったりする、とか、色々と喜びの表現はありますが、この小さいガッツポーズ、実際に試合会場で見ると、女性と言うこともあり、ちょっとかわいいな、と思います。

この日もセッターとしてスタメンスタートした宮下選手。
e0234998_03086.jpg

この日もトスにブロックにレシーブに大活躍でした。
e0234998_0321777.jpg

e0234998_0314966.jpg


トスと言えば、シーガルズは時々替わったメンバー起用をすることでも有名ですが、この日だったか前日だったか定かではないのですが、セッターがコート上にいないときは、いろいろな選手がセットすることがあります。
この2日の試合では山口選手もトスをあげるシーンがありましたが、比較的そんな中でもセッター的役割を果たすことが多い印象があるのが、ご存じフライングビューティー・卜部里菜選手です。
e0234998_0345399.jpg

ライトは山口選手が今シーズン入られていますが、卜部選手もほとんどの試合でコンスタントに途中でワンポイント起用されています。あとは、サーブでの起用も多いですよね。
171センチと上背が無いながらも、そのサーブ力でシーガルズ内でのポジションが確立されつつあるような気がします。

15日のパイオニアの試合は見事に勝利を飾った岡山シーガルズ。
試合後にコートエンドへ下がり、一礼をした後、コート中央に向かう岡野選手です。
e0234998_0391974.jpg

今シーズンは宮下選手がスタメンのため、2枚替えの時などに起用されることが多い岡野選手ですが、今シーズンからは主将を務めていますし、キャプテンの責務はなかなかに重いと想像されますので、チームをまとめるという役割からは、ずっとプレーに参加されるよりはある意味良いのかもしれませんね。
既に試合終了後から、自らはもちろん、チームの今後を深く考えているような、そんな表情にも見えました。

勝利の後に喜びを分かち合う選手達です。
e0234998_043641.jpg


ちょっと心配なのが、昨年のシーズンオフ時、若手中心のチーム編成だったサマーリーグや国体でかなりの爆発ぶりを見せていた小林選手が、15日はベンチ外でした。
その前の試合も同じようにベンチ外でしたし、あれだけ調子が良かっただけに、どこか悪いところでもあるのかなぁ、とちょっと心配になりました。
シーガルズは選手数が多いので、ベンチ外の選手は必然的に多くなってくるのですが、堀口選手や北村選手もサマーリーグではサーブにトスに活躍されていましたし、高松選手も結構あたっていたような印象があります。
僕は岡野選手、宮下選手がおもな好きな選手ではありますが、基本的に岡山シーガルズというチームを応援しているので、勝手な願いではありますが、少しでも多くの選手が大好きなバレーをプレーすることができるようになればなぁ、と思います。

そんなこんなで、あまり多くはありませんが、1月14、15日開催の岡山大会から、選手達の様子をお届けいたしました!
[PR]
by dafeng5 | 2012-01-19 00:47 | 試合など

2012年1月14、15日 V・プレミアリーグ岡山大会 レポート

年明けて最初の岡山シーガルズの試合観戦は、待ちに待った1月14日、15日に岡山県総合体育館桃太郎アリーナで行われるホームゲームです!
事前に指定席を取っていたので、席取りの為に並ぶ必要もないため、比較的ゆっくりと会場に入りました。
いつも体育館周りの駐車場は大体満車なのですが、今回はネットやツイッターでお世話になっているトアル方が現場から駐車場情報を教えてくださり、無事体育館の比較的近くの駐車場に停めることができました。
そのトアル方は席取りの為に並ばれていたのですが、寒空の中開場を待たれている中でご親切に色々と情報を教えてくださり、感謝感謝です!

e0234998_11322297.jpg


無事会場に入り、試合会場の中を覗いてみると、さすがに全8チームが揃った昨年の開幕戦よりは観客数が少ないものの、まずまずのお客さんが入られています。
今回の席は開幕戦とは違ってサイド席だったのですが、自分の席に荷物を置き、会場のロビーをぶらぶらしたり、外にある屋台でご飯を食べたりしました。

会場内では、おなじみのシーガルズグッズ売り場や、今回のイベントだったと思うのですが、県内のゆるキャラに関するパネル展示などがありました(その時は既にゆるキャラはいなかったです、確か)。

e0234998_11325327.jpg


シーガルズグッズ売り場を覗いてみると、見慣れないものが!
岡山シーガルズを応援する会の会員特典の一つに、会報誌が送られてくる、というものがあるのですが、その会報誌は会員以外の方でも会場で販売されているものを購入することができます。
今回は、その会報誌、バックナンバー大放出祭といった様相で、なんと創刊号も売ってました!
e0234998_11332280.jpg


すぐさま購入したその会報誌の発行日は1999年8月31日。発行者は『株式会社ウォーク富山営業所』。
そう、僕たち会員がいつも届くのを楽しみにしている会報誌が産声をあげたのは、まだシーガルズが富山を拠点としている時だったのです!
東芝の企業チームであった東芝シーガルズが1999年5月に廃部となり、富山県黒部市を本拠地として新しいスタートを切り、発行されたのがこの創刊号だったのです。
それだけに記事には新しいスタートについての監督や選手達の想いが沢山詰まっています。
奇しくもこの創刊号の中で登場するのが『新生シーガルズ』。
廃部という暗い状況から地域密着型のクラブチームとしての新しいスタートを切った創刊号当時の状況と、2010/11V・プレミアリーグをわずか1勝のみで終えた昨シーズンから新しい戦略や新戦力の成長などで新しいスタートを切った今シーズンのシーガルズ。
そのどちらもが『新生シーガルズ』を掲げているのは、とても興味深いなぁ、と思いました。

さて、会場外には、最近B級グルメが熱い岡山らしく、県内各地のB級ご当地グルメの屋台が色々ありました。
そんな中でも特に興味を惹かれたのが『備前焼きカレー』。
実は仕事で備前カレーのことは知っていたのですが、備前カレーとは焼き物の備前焼きで有名な岡山県東部の備前市で、市内のいろいろな所で食べることができるカレーで、器はさすが備前焼きの里だけあり、備前焼きを使用しています。そして、カレーはお店によって異なるのですが、イチジク(イチジクジャム)を使用したものが多く、また、フルーツを使ったりするなど、ちょっと隠し味のあるカレーです。
さて、こちらの屋台で売っているのは備前焼きカレー。
お店の方の売り口上ですと、ピザみたいな感じのもので、それにカレーをかけているとのこと。
コンビニに置いてある肉まんの蒸し器のような保温機の中にある備前焼きカレーを見ると、何となくピザ生地みたいなものの上にカレーがかかっているものです。
何となくイメージと違ったので、僕が食べたのは『備前牛キーマカレー』。
他にもスープカレーなんかも有ったのですが、無難目にキーマカレーにしておきました。
キーマカレーですので挽肉が入っており、恐らくそれが備前牛だったのだと思いますが、「むむ!さすがは備前牛であるな!」といったような感動もなく、普通においしいキーマカレーでした。こんな書き方をするとおいしくなかったようにも誤解されるかもしれませんが、本当においしかったです!
ただ、さすがに器は備前焼きではなく、屋台とかであるような白い発砲系の器でした。
ただ!その焼きカレーをよく見てみると、ご飯を焼いているではないですか!最初にイメージしたのはそんな感じだったので、見た目にだまされてしまいました・・・
おいしそうでしたよ・・・備前焼きカレー・・・

そんなこんなで、いよいよ岡山シーガルズの試合が始まります。
こちらは、試合開始前のキッズエスコート。
e0234998_11352859.jpg


14日の試合は対デンソーエアリービーズ。
デンソーは正直、井上香織選手が怪我で離脱し、戦力的にかなり厳しいのではないかと開幕当初は思っていたのですが、蓋を開けるとこの時点で4勝1敗。同じく4勝1敗の東レをセット率で上回り(1敗の相手はご存じ・岡山シーガルズ!)、現在1位を走るのがデンソーエアリービーズです。
このデンソーは、現在岡山シーガルズでパワフルなスパイクが持ち味の福田舞選手や現在急成長中の関李香選手の元所属チームでもあり、勝手ながら因縁めいたものも感じる相手で、是非とも勝って欲しいものです!

スターティングメンバーは、森、山口、福田、川畑、関、宮下、リベロ丸山の布陣。
今シーズンのシーガルズは、粘りのプレーで長いラリーの末に得点を決める!という持ち味がかなり出てきており、そのあたりは、同じような展開でも最後の最後で決めきれずに後塵を拝してしまう・・・ということが多かった昨シーズンとは異なる点で、関李香選手、川島亜依美選手、宮下遥選手という若い選手達がメインを務めるようになったことも含め、『確かに新生だ!』と言える試合が多くなってきました。
開幕こそJTマーヴェラスの前に涙を飲んだものの、2011年を勝利で終え、年明けた大阪大会では久光製薬スプリングス戦で今後に不安を残す負け方をしたものの、勢いはまだまだあるはず!
そんな期待感を胸に試合開始のホイッスルを聞きました。
このデンソー戦でも、粘りのシーガルズの力を見ることができました。
ところが、試合自体はなかなか思う通りには進まず・・・
最初こそ、一時は「お!この試合勝つかも!」と思わせるような展開もあったものの、なかなか要所で決めきらないところがあり、第1セットは取られてしまいます・・・
第2セットも序盤リードされたものの、相手のミスなどもあって、一旦は逆転。ところが、その後、ドミニカ共和国のデラクルスが良いところでスパイクを決めていき、またもや相手のセットとなりました・・・
このデラクルス選手、昨シーズントヨタ車体にいたアメリカのアキンラデウォのプレーに感じた「こりゃぁどうしようもない・・・」というまでの圧倒的な力というのは感じませんでした。
そこまで極端な高さから打ち下ろす感じではない気がしたのと(それでも日本人選手に比べると十分高いのですが・・・)、後はある程度シーガルズの選手達もレシーブで頑張っていたからかもしれません。
第3セットでは、途中でリベロが丸山選手から野口選手に交代になりました。
丸山選手にさほど大きなミスは無かった気がするのですが、何か監督的にはあったのかもしれないですね。
森選手もこのセットでは出られず、川島選手、関選手といった長身の選手によるブロックや吉田選手の巧みなレシーブなどでなんとかすがりつこうとするものの、結局追いつけずにセットを落としてしまい、セットカウント0-3でこの試合はデンソーの勝利となりました・・・

試合後の感じとしては、確かに負けはしたものの、昨シーズンの時に感じていたほどには「次もダメかも・・・」といったような絶望的な負け方ではなかったと思います。
前週の大阪大会の久光製薬戦を観戦された方は、その試合は全く良いところ無しだった・・・ということだったので、今日の方ができ自体はまだ良かったそうです。

あと光ったのは吉田みなみ選手。
※写真は2日目の写真。
e0234998_11374191.jpg


セッターやレフト、リベロなど、様々なポジションをそつなくこなせるユーティリティープレーヤ的存在と思うのですが、セッターは岡野選手や宮下選手がほぼ出場し、レフトでも福田選手や川畑選手などが入ることが多いため、なかなか出場機会に恵まれない所があります。
ただ、登場すると、やはりうまいなぁ、と唸らされるプレーが多いんですよね。
シーガルズでサーブがうまい選手と言えば、岡野選手や最近では宮下選手が思い浮かぶのですが、この吉田選手もサーブはなかなか得手とされている印象があります。あとはレシーブも。
シーガルズは選手の数が多いため、どうしてもポジションがかぶることが多くなってしまい、なかなか出場機会に恵まれない選手達がたくさんいらっしゃるのですが、この吉田選手は本当にもっと出場機会が多くなると良いなぁ、と思います。

また、気になったのが瀬尾選手です。
瀬尾選手、本来はリベロですが、昨年の試合ではリベロではなく、レシーバーやピンチサーバーとして登場されていましたが、今回はベンチ外。
怪我や不調だったり、完全にポジションを変えてしまうのだろうか・・・と、ちょっと心配になりました。瀬尾選手もレシーブはもちろんのこと、サーブも実はかなりうまいですので、良い選手と思うのですが・・・。
選手起用に僕みたいな外野、しかも素人があれこれ言えるものではないのですが、シーガルズ(河本総監督)の采配には、外からは理解できないようなことでも必ず何か理由があるので、このあたりはファンとしては今後の動向を見守るしかないのだろうな、と思います。

こうして、シーガルズは3勝3敗の6位と順位を下げ、第1レグを勝ち越せるか否かがかかった翌日のパイオニアレッドウィングス戦を迎えることになります。

岡山大会2日目。
第1試合のデンソーエアリービーズ対久光製薬戦は、デンソーの勢いはとどまることなく、久光製薬を3-1で退け、6勝1敗で第1レグを終えました。
そして迎えた岡山シーガルズ対パイオニアレッドウィングス戦。
パイオニアは今シーズンからエースの栗原恵選手がロシアに行き、ここまで1勝5敗と苦しい序盤戦となっています。
一方、岡山シーガルズは3勝3敗で、第1レグを勝ち越して次への弾みをつけるためにも、是が非でも勝ち星を取りたい試合です。

スターティングメンバーは、川畑、森、山口、関、宮下、福田、リベロ丸山という布陣です。
e0234998_11394682.jpg

リベロは昨日の交代があったので、ひょっとしたら野口選手かも、と思っていたのですが、丸山選手がスタメンとして出てきました。
よく考えると、丸山、川島、卜部、瀬尾という、いわゆる『B4』の中で、若いながらもほぼレギュラーの座を勝ち取っているのはこの丸山選手なんですよね。それだけ若いながらも信頼が厚い、という証拠だな、と思います。

相手となるパイオニアは、ここまで負けが先行しているとはいえ、スタエレンスという身長194センチのオランダ代表の経験もある外国人選手や全日本登録をされたこともある富永こよみ選手を要するなかなかのチームです。
中でも富永選手は2009年にも全日本メンバーにも登録されていたりして昔から活躍されているイメージがあって、結構中堅どころの選手なのかと思いきや、現在22歳というどちらかというと若手の選手なんですよね。今期から背番号も14に変わり、色々と期するものがあると思います。

さて、いよいよ試合開始です。
第1セットから相手の先行を許してしまうものの、Vリーグのサイトで閲覧できる試合帳簿を見ても分かるとおり、終盤は抜きつ抜かれつの接戦に突入します。
特に二回目のタイムアウトは、流れとしてはこのまま相手ペースだとセットを落としてしまう、という20-22というタイミングでのタイムアウトでしたが、ここから福田選手が怒濤の5連続得点をたたき出し、シーガルズが第1セットを見事先取しました。
続く第2セットも序盤はリードを許してしまいます。
シーガルズは、個人的にはあまり序盤から大量リードというシーンを見ることがない気がします。そこから持ち直せばいいのですが、そのまま行ってしまうとズルズル・・・ということになってしまうので(結構負けるときはダブルスコアに近いセットの取られ方をすることがある印象というか)、このあたりが修正できれば、もっと勝ち星も増えてきそうな気がするのですが・・・
そんな素人の感想はさておき、今期のシーガルズは本当に粘ります。
他のチームは全日本に登録された選手がかなり目立って活躍されています。
われらがシーガルズにも山口選手を始め、森選手や岡野選手など、全日本で活躍された選手もいらっしゃいます。
ただ、それぞれの選手は、『あくまでチームの中の一人』という意識があるのか、宮下選手が散らすように意識意識されているのかわかりませんが、全日本選手一辺倒というイメージはありません。
それだけに山口選手が決めに行ったときは、確実性の高いプレーで得点を決められる印象があります。
全日本のプレー時と比べると、若干、硬軟の軟が多い気もしますが、それだけに素早いブロードが出ると、やはり結構決めてきます。
この試合が終わった後のデータでは、打数は福田選手と川畑選手が圧倒的に多いのですが、いざ決定率を見ると、山口選手が24の10ということで決定率41.7%となっています。
e0234998_11404714.jpg


決定率では山口選手に次ぐ41.3%をたたき出したのが福田舞選手。
46打数で19得点をたたき出した福田選手は、この試合両チームを通して最多得点。
福田選手は、チームのムードメーカー的存在でもあるそうですが、それがプレーにも現れているのか、乗り出したら止まらないですね。今でも山口国体の時の大当たりはまぶたに焼き付いていますが、課題だったサーブやレシーブも着実に良くなってきており、ある程度波があったりはするようですが、外せない存在の選手となったなぁ、という印象です。
こうして、中盤で逆転したシーガルズは第2セットを取り、続く第3セットは危なげないプレーで、結局3-0というセットカウントでストレートの勝利となりました。

この試合で印象的だったのは、選手達のボールに対する執着心。
粘りのプレーは、どんなボールに食らいついていくことでも生まれてくると思うのですが、それを際だって感じたのが、第2セットでの岡野選手と山口選手のプレー。
e0234998_11413485.jpg


味方レシーブの乱れで相手コートのレフト側へ大きく跳ね返ってしまったボール。
それを猛然と追いかけ、ネットをくぐりレシーブで返したのが岡野選手でした。
そのボール自体はアウトとなったのですが、その意気に感じたのか、同じく気迫のプレーを見せたのが山口選手。
岡野選手のプレーから程なく、同じように相手コート側へアウトとなろうとするボールを追いかけて、レシーブ。
ほぼセーフで返すのが難しいであろうボールに対しても食らいついていく姿勢を主将である岡野選手が見せることで、それに意気を感じてチームの選手達がボールに食らいついていく。
ボールがコートに落ちるまでは何があろうとつなげようとするその両選手のプレーが、今期のシーガルズの粘りのプレーの真骨頂を見るかのようで、非常に印象に残ったのでした。
岡野選手や森選手など、シーガルズの中でもベテラン的存在の選手達は、「試合や練習など、姿勢を見せることで若い世代に伝えていく」ということを仰います。それが垣間見えた瞬間でもありました。

もう一つはやはりレシーブでしょうか。
前日の試合でもそうだったのですが、昨シーズンのシーガルズは外国人選手が打ったときは「あぁ〜、ダメかぁ・・・」と感じることが多かったのですが、今シーズンはブロックを抜かれたあとのレシーブがすごいです。
10の10とはさすがにいかないまでも、かなりの割合でスタエレンスの強打を上げていました。
粘りのプレーというか、それ以前にまずは無くてはならないのが、レシーブしてまずはボールを上げること。
このあたりは、記録には出ていないので確かなことは言えないのですが、印象的には川畑選手や途中出場の吉田選手が優れているように感じます。

あと!
一つ忘れてはならないのが、第3セットの終盤で岡野選手とほぼ同じタイミングで登場したのが若浦選手です!
ずっとリハビリを続けられていたのですが、なかなか調子は上がってこないのか、コート外が多かった若浦選手です。このタイミングでの登場は、復調ぶりを実戦で確認するためだったのでしょうか。
岡野選手と一緒に入ってきたのは長年一緒にやってきた二人なので、息を合わせやすいということなのかな、と勝手に想像したのですが、岡野選手も監督の意気を感じて若浦選手に集中してトスを上げます。
それを、バスケットのダンクシュートの時のような足をちょっと開く独特の力強いフォームで相手コートに打ち込んでいく若浦選手。惜しくも得点には結びつかなかったのですが、やっぱりかっこいいですよ!若浦選手!
e0234998_1142963.jpg


この勝利は、ホームゲームでの勝利としては2010年1月以来となる2年ぶりであり、また、第1レグを4勝3敗の勝ち先行で終わる、という意味でもなかなか今後へ向けた大きな勝利となりました。

試合後のヒロインインタビューは、山口選手、福田選手、宮下選手。
ついでにヒロインではなく、ヒーローになるのでしょうか、河本総監督のインタビュー。
河本総監督も『第1レグを勝ち越す、という目標はクリアできた』と重要なポイントを終えてホッと一安心、という感じだったようです。
あと、福田選手に対しても言及し、『福田は今日爪を化膿してまして、それが不調の原因と言い訳なんかしておりまして・・・』とコメントし、当の福田選手はストレッチの手を止め、『あちゃー』という感じで恥ずかしそうに顔を隠していらっしゃいました。
e0234998_11423519.jpg


ヒロインの3選手と河本総監督のサインボールは、宮下選手の手によって大きく二階席の生徒応援団の方に向けられて投げられ、そちらのほうからは大歓声(その方向が真後ろで振り向けませんでした・・・)。
e0234998_11425029.jpg


試合後はロビーでシーガルズの選手によるサイン会が開催されましたが、そこへ出たときには既に長蛇の列・・・
手元にサインを書いてもらうものももっておらず、有るとすれば撮影を続けていく内に薄れてしまっている宮下選手や山口選手、岡野選手のサインがある望遠レンズだけ・・・
そのままおとなしく会場を後にしました。

今シーズンのホームゲームはこの日で終了なのですが、もしチームがこのまま勝利を続けると、リーグ戦では初となる遠征を行わないとなるまい、と、今から決意を新たにしているところです。

しかし、いつもながら、試合や選手の印象よりも前置きがすごく長い、という内容ですいません・・・

余談ですが、今回初めてチャレンジしたのが、セット間にあるチアの方々によるダンスの撮影です。
チアの撮影は、個人的に『なんか変な意図があって撮っていると思われるのでは・・・』という恐怖がありつつも、試合中は応援を盛り上げ、セット間は躍動感溢れるダンスで試合会場を盛り上げる方々だから紹介したいなぁ、と思ったりして、ちょっとジレンマだったりしたのですが、今回は勇気を出して決めポーズだけ撮影してみました。
e0234998_11431691.jpg

あとは、ウィンディー。
ウィンディーは視界が悪いのか、いつも会場に入ってくるときは番園さんの介添えつきで入ってくるので、よちよちとしてかわいいです。そんなウィンディーもチアのリズムに合わせて翼を上下させてダンス。
e0234998_11432932.jpg

会場ではこんな素敵なダンスも見ることができますので、まだ試合観戦をされたことが無い方は、試合はもちろん、いろいろなイベントやチアの方々の頑張りにも注目してみてください!

そんなこんなの観戦記でした。
[PR]
by dafeng5 | 2012-01-17 19:00 | 試合など

11月1日イタリアナショナルチームと親善試合開催!

最近仕事がバタバタで滞りがちな当ブログですが、貴重なニュースソースの地元新聞・山陽新聞発のビッグニュース!
11月4日から開催されるW杯に出場するために29日に来日するイタリアナショナルチームと、我らが岡山シーガルズが、11月1日に岡山県赤磐市の山陽ふれあい公園体育館で対戦するそうです!
17時開場の18時試合開始で、なんと入場は無料!
イタリアと言えば、モデルとしても活動している女性アスリートとしてメディアでもよく取り上げられるフランチェスカ・ピッチニーニ選手が有名ですが、wikipediaによると彼女がバレーを始めたきっかけは嘘か真か定かではありませんが、『アタックNO.1』を見たからだそうですよ!
イタリアやドイツは親日の国として有名ですし、あながちない話ではないかもしれませんね!
行く気満々になってますが、冷静にカレンダーを見ると1日は平日・・・。
午後休みか・・・。

きつい・・・かも・・・

昨年はトルコナショナルチームとの試合で勝利もおさめたシーガルズですが、今回の相手は世界ランキング7位の強豪・イタリア相手。
これは楽しみですよ!
[PR]
by dafeng5 | 2011-10-26 07:22 | 試合など

『おいでませ!山口国体』 ちょっとだけ写真

先日、山口国体の記事を書きましたが、もう少し写真だけ掲載いたします。

10月9日のオレンジ版ユニフォームでの試合開始前ショットです。
e0234998_183654.jpg


その他にも9日のショットをいくつか。
e0234998_192249.jpg

e0234998_19505.jpg

e0234998_110542.jpg


やはりいつものブルーとひときわ色が異なるので、イメージはかなり新鮮ですよね。

サマーリーグで注目を浴びた二人のショットです。
e0234998_111767.jpg

卜部選手、国体ではサーブにトスにブロックと大活躍でした。
e0234998_1123030.jpg

岡野選手、さすがのサーブ、トスに加え、レシーブやブロックなど、素晴らしいプレーを見せてくれました。
e0234998_113386.jpg

丸山選手はサマーリーグ決勝大会では正リベロの座を瀬尾選手に渡しておりましたが、国体では再びリベロとしてチームのピンチを救い、仲間をサポートしていました。
e0234998_1151049.jpg


10日の試合からも、先日の記事では掲載できなかったショットを数点だけ。

高松選手と小林選手、ナイスブロックコンビです。プレミアリーグに入ると、このあたりのポジションがどうなるのか見ものです。
e0234998_1171149.jpg

身長183センチの関選手、卜部選手とともに相手の攻撃をブロック。
e0234998_1183677.jpg

チームで最も高い身長を誇る関選手、今後の活躍が大いに期待されます。


余談ですが、自らの腕はさておき、サマーリーグの決勝大会でレンズの不調があって、ピント調整に出したのですが、こんどは何となくちょっと奥ピン気味のような気も・・・
プレミアリーグが始まる前にもう一度調整に出すかなぁ、と検討中です。

あまり写真点数がありませんが、やはり女子スポーツは、選手がなるべくいい顔で写っているものを選びたいので、そうすると極限まで力を出すスポーツでは、なかなかOKカットがでてきません・・・
このあたり、なかなかOKカットを増やせませんが、精進あるのみ、と肝に銘じている次第です・・・
[PR]
by dafeng5 | 2011-10-15 01:22 | 試合など

『おいでませ!山口国体』感想 その2

山形県代表・パイオニアレッドウィングス、茨城県代表・日立リヴァーレを下し、準決勝に駒を進めた我らが岡山シーガルズ。

次なる相手は、サマーリーグ予選大会で1位通過を賭けて争い、決勝大会でも優勝の座を奪い合い、いずれも後一歩のところで後塵を拝することとなった相手、佐賀県代表の久光製薬スプリングスです。
もはやこうなってくると因縁の相手と言っても過言ではない相手のような気がします。

僕が会場である山口南総合センターに到着したのは、岡山シーガルズの試合開始時間の13時30分に合わせ、12時過ぎくらいでした。
e0234998_20123714.jpg

会場入口前には人が行列しています。会場に入場制限がかかっており、整理券を配布しているようなのです。
整理券をもらいしばらくすると場内に通され、少しずつ会場の中に通されていきます。
e0234998_20125276.jpg

場内には、1階のコートサイド片側に、入口を挟むように仮設のスタンドが設置され、それぞれ4分の1程度がチーム関係者席として区切られています。
2階はコートエンドの片側方向にスタンドがあり、それ以外は場内をぐるりと囲うように通路があり、そこが立ち見席となっていました。
僕が入るとき、1階は満席で、2階席に通されたのですが、スタンドは満員で、通路に陣取ることとなりました。
場内は一言で言うと『蒸し風呂』。
選手や観客の熱気で、ムシムシと暑く、じっとしていもじわっと汗ばんでしまうほどです。
e0234998_20132238.jpg


会場内に入った時間だと、予定通りならば、東レ対トヨタ車体の試合をやっているはずなのですが、試合はまだその前の茨城・日立リヴァーレ対大阪・三洋電機レッドソアが絶賛試合中でした!
結局、東レ対トヨタ車体の試合が終わり、岡山シーガルズの試合は16時過ぎくらいと、実に2時間30分押しでした・・・
よく考えると、この国体の日程、1試合の予定時間が1時間20分という、そりゃ時間がおすよな・・・という時間設定なんですけれども・・・

シーガルズの試合の前の東レ対トヨタ車体でちょっと注目だったのは、東レのメンバーの中に堀川真理選手と二見梓選手がいらっしゃったことです。
このお二人、昨年の春高バレーの頃だったか、テレビのスポーツ番組でライバルとして取り上げられていた選手達で、お二人とも東レに入られたということで気になっていた選手達だったのですが、本日はそのプレーが見れるかも、ということで楽しみにしておりました。
堀川選手はカナダと日本のハーフの方で共栄学園を卒業し、過去にアジアユース選手権や世界ユース選手権などに選出されたこともあり、今年の全日本にもメンバー登録された実力派の選手です。
一方、二見梓選手は大和南高校を卒業し、身長180センチという長身を活かしてミドルブロッカーとして東レに今年から在籍している選手です。
それぞれ試合に出場したのはセットの終盤あたり、ということで、まだまだ実戦での経験値を積んでいく、という段階なのかな、という印象でした。
堀川選手はサウスポーで、当方の観戦歴が短いからとは思いますが、サウスポーの選手はあまり見かけないので新鮮で、思い切りよいスパイクを打ち込んでいました。

そしていよいよ始まった岡山シーガルズ対久光製薬スプリングスの試合です。
恐らくほとんどの方がご存じと思うので、結果からお伝えしますと、

第1セット:21-25
第2セット:17-25
第3セット:23-25
で・・・岡山シーガルズは負けてしまいました・・・

この日のスターティングメンバーは、川島亜依美、高松未、川畑愛希、岡野弘子、福田舞、関李香、リベロ丸山亜季という布陣です。
関選手はサマーリーグ決勝大会でブロードにスパイクにサーブと、様々なプレーで抜群の活躍を見せた選手ですし、川島選手は同じくサマーリーグで全チームの中から敢闘賞を贈られた急成長中の選手です。
その他のメンバーも、ここ最近の試合で安定した実力を見せている選手達ですので、期待は出来ました。
リベロについては、サマーリーグ決勝大会ではメインが瀬尾選手だったのですが、ここにきて再び丸山選手が入ってきています。
選手の善戦も及ばず、ストレートで負けてしまった岡山シーガルズ。
連覇は途絶えましたが、次の日の3位決定戦で前試合に東レに敗れたトヨタ車体クインシーズ・愛知と争うこととなりました。

試合内容については、実はほとんど詳しい内容は覚えていません・・・
というのが、やはり敗戦のショックが大きすぎて・・・力が抜けてしまって・・・
とはいえ、全体的な試合の印象としては、
・レフトが比較的多めな印象で、それだけに攻撃がある程度単調になってしまい、攻撃が読まれがちだったこと。
・粘りのプレーは随所で見受けられたものの、粘った末に決めきる、ということがなかなか出来なかったこと。
というところで、このあたりがやはり敗因だったのかなぁ、と素人ながら思いました。
選手個々についても、スターティングメンバーの攻撃がなかなか思うように調子が上がってこないように見受けられ、その代わりとして出場した村田選手がゲーム後半に調子が上がってきたものの、最初の躓きがそのままになってしまった、という感じです。
また、第3セットは多めのリードを奪いながらも、結局は逆転されてしまい、ゲームを落としてしまった、という、昨シーズンと同じような印象を感じました。
この、勝ちきれない、というところは、果たして何が影響しているのか、僕みたいな素人風情には何とも言えません。
負けはショックはショックですが、きっとこのあたりをシーガルズの皆さんも修正してきて、明日の3位決定戦ではきっと見事な勝利を成し遂げるはず!
そう信じて、その日の観戦は終えました。

そして迎えた、10月10日。

僕は軽やかに寝坊をして、あわや間に合わないか!?というところを、なんとか奇跡のドラテクで試合開始には間に合いました。
会場に入ったときは既に選手達が練習を始めており、そこからすぐに試合開始となる位のタイミングでした。
この日の試合は3位の座を賭けたトヨタ車体クインシーズ・愛知とのゲームとなります。
この日のスターティングメンバーは、小林亜里沙、高松未、村田奈都美、岡野弘子、福田舞、関李香、リベロ丸山亜季という布陣です。
試合開始前のポジション確認で選手がコートに立つ際、小林選手のポジションに川島亜依美選手が一旦はコートに立ったのですが、すぐに河本監督から声がかかり、小林選手に変更されました。最初からこのスタメンだったのか、急遽変えたのかまではちょっとわかりません・・・
昨日の敗戦を引きずらず、全力を出して勝利を目指して欲しいところです!

そしていよいよ試合開始。
e0234998_2015183.jpg

福田選手のサーブで火ぶたが切られました。
序盤から快調に点数を重ねる岡山シーガルズ。
第1セットは福田選手、村田選手のスパイクが要所で決まり、危なげなく1セットを取りました。
続く第2セット。ここからトヨタ車体がめざましく追い上げをしていきます。
一旦はシーガルズがリードするものの、いつの間にか逆転をされてしまいます。
トヨタ車体は、相手選手の強烈なジャンプサーブで守備を崩し、返ってきたチャンスボールを的確にパワフルにコートにたたき込んできます。随所にブロックアウトを狙ってくる攻撃もスピードとパワー溢れる攻撃にアクセントを付け、なかなかシーガルズは跳ね返すことが出来ません・・・
随所では、村田選手や小林選手、福田選手といった攻撃陣の強烈なスパイク、卜部選手のトスなど、光るプレーが見られるのですが、なかなか波に乗りきれません・・・
e0234998_20283087.jpg

e0234998_2028599.jpg

e0234998_2030667.jpg

e0234998_20321583.jpg

結果、第2、第3セットは惜しいところまではいくのですが攻めきれず、相手に連取されてしまいます。

流れとしては、この時点で完全にトヨタ車体です。
続く第4セットは取られてしまうと当然ですがゲームを落としてしまいます。
そんな勝負がかかった第4セット。

ここからシーガルズは怒濤の反撃を見せていきます

圧巻だったのは、福田選手のスパイク!
e0234998_20165182.jpg

試合序盤から、昨日ゲーム後半で一時下げられるなど、なかなか調子が上がらなかった福田選手はこの日絶好調!
強烈なスパイクをたたき込む福田選手に、トヨタ車体はついに福田選手に3枚を付けてきます!
興奮してて三枚ついているときの写真は残念ながら無いのですが、伸びてくるブロックをかいくぐって相手コートに突き刺さるそのスパイクは、思わず興奮せずにはいられません!
この日のスタメンからは外れた川畑愛希選手も、その鬱憤を晴らすかのように攻撃を決めていきます。
e0234998_20191082.jpg


そして岡野選手。
e0234998_20201225.jpg

相手にうまく振られて、岡野選手一枚のブロックしかないとき。
ああ、厳しいかもと思った次の瞬間、完全に相手のスパイクを見事なブロックでシャットアウト!
あの瞬間は思わず「おお!!」と声を上げてしまいました!
もう一つ印象的だったのは、第3セットだったと思うのですが、流れが完全にトヨタ車体側に傾いたとき、岡野選手がコート上にいる選手達に声をかけ、コートの真ん中で円陣を組んで気合いを入れた場面でした。
岡野選手は今期からキャプテンを務めています。
チームを一つにまとめ上げるその責務を背負った試合において、メンバーが落ち込みかけたその時を的確につかみ、今一度気持ちを一つにしようとしたその行動に、岡野選手のキャプテンシーの片鱗を垣間見た気がしました。
e0234998_20492927.jpg

そのセットは惜しくも取られてはしまったのですが、今にして思えば、このときに選手達がくじけなかったことが、ひょっとしたら第4セットの奮起につながったのかもしれません。
e0234998_20233545.jpg


そして、そんな頑張りを見せる選手達をさらに後押しするのは、中田コーチと宮下遥選手が掲げるメッセージ!
e0234998_2025545.jpg

『さらりととめて 気を流す』と書かれたお手製の横断幕をいつしか掲げながら、宮下選手は試合内容をメモしつつ、プレー中は真剣な顔で仲間達を見つめ、中田コーチと共にコート外から力一杯応援をされていました!

一進一退の様相を呈してきた第4セットをもぎ取ったのは我らが岡山シーガルズ!

そして迎えた最終セット。
コート上でセット開始を待つのは、川島、卜部、福田、川畑、岡野、リベロ丸山。
会場内は1点が入るごとに大歓声があがる盛り上がりを見せます!
もうここから写真、ほとんど撮ってません・・・

14-11。
先にセットカウントを迎えたのは、我らが岡山シーガルズでした。
e0234998_2026461.jpg


トスが上がり、レフトからスパイクを打つ川畑選手。




次の瞬間、歓声をあげたのは、岡山シーガルズでした。
e0234998_2027861.jpg

コート上の選手はもちろん、年齢制限で出場できなかった宮下選手も、中田コーチも、喜びを爆発させた瞬間です!

セットカウントは、
第1セット:25-18
第2セット:23-25
第3セット:23-25
第4セット:25-21
第5セット:15-11
というフルセットの激戦となりました。

こうして、3連覇中の岡山シーガルズは、第66回国民体育大会『おいでませ!山口国体』の結果は3位という結果に終わりました。
e0234998_20342770.jpg

e0234998_20345011.jpg


一つ、これはシーズンでもアリなのでは?と思ったのが、瀬尾選手と丸山選手のダブルリベロ防衛ラインです。
e0234998_20335950.jpg

瀬尾選手は、全日本に急遽招集された森和代選手の代わりにメンバー登録をされ、その登録はリベロではありませんでした。
そのため、守備力を高める際や要所でのピンチサーバーとして出場した瀬尾選手。
リベロが入っている際は、事実上二人のリベロがコートに立つことになるわけで、ナイスレシーブを連発していました。
e0234998_20332630.jpg

普段はリベロなのでサーブを見ることはありませんが、ピンチサーバーとして出るだけあり、サービスエースを決めるなどもしていましたし、守備固めの際は瀬尾選手をあえてリベロ以外で起用、ということもあり得るのではないかと思いました。
昨日深夜(正確には本日)に放送された岡山放送のスポーツ番組『スポーツスピリッツ』に瀬尾選手が登場した際、瀬尾選手はリベロ以外にセッターもやってみたい、ということを仰っていました。
元々彼女は翠松高校時代、セッターとしてプレーしており、そのあたりもあるのだとは思いますが、リベロというポジションについて気づいたこともある、ということで、『リベロを外れる』という意味ではなく『リベロ以外のポジションで起用する』というプラスの意味での起用もアリなのではないかと思いました。
外国人選手や全日本組が加わった相手に試合をしていく上で、シーガルズは長身の選手が少ないことから、まずは返す、ということを実践するためにある意味、理にかなっているような気もしないではないのですが。
とはいえ、素人の僕が考えることなので、理にかなっていないかもしれないですし、そのあたりはあくまで個人の感想と言うことで・・・
昨年の世界選手権で、全日本のコート上に、竹下選手、佐野選手、井野選手、中道選手と4人の170センチ以下の選手達が立ったことがありました。
その時の守備力は尋常ではなかったです。
シーガルズでも、そういう、とにかく拾って拾って拾いまくる、という守備的な布陣を時々見てみたいなぁ、ということを思いました。


サマーリーグ、ミニ国体、国体と続いてきたオフシーズンの試合ですが、この後はいよいよ12月に迫ったV・プレミアリーグです。
そこに向けてどう調整していくか。
また、高速バレーを標榜する新生全日本でプレーしてきた山口舞選手、森和代選手が合流してきたとき、現在のチームとどう融合していくのか。
リーグ開幕へ向けて、これからも目が離せません!

とはいえ、しばらくシーガルズのゲームを見ることはできないので、寂しくなりますね・・・
[PR]
by dafeng5 | 2011-10-11 20:30 | 試合など

『おいでませ!山口国体』感想

2011年10月1日から11日まで山口県で開催される『おいでませ!山口国体』。
『国体』とは、正式には『国民体育大会』といい、毎年開催地を変えながら県単位で順位を競うスポーツの大会です。
奇しくも、我らが岡山シーガルズが2001年に岡山に本拠地を置いたのも、2005年に岡山県で開催された『晴れの国おかやま国体』において、岡山県の強化として招かれた、という側面もあるようです。
ちなみに、岡山シーガルズは岡山県選手団として、過去に国体5連覇を達成しています。
今回の山口国体は、2008年から2010年まで3連覇を成し遂げ、4連覇なるか!?という重要な位置づけの大会といえます。

そんな山口国体ですが、まったく個人ごとですが、僕の出身地も山口県なので、ある意味ゆかりがあると言えばある大会です。
そのため、最初から行く気まんまんではあったのですが、今回の国体のバレーボール成年女子の日程は10月7日〜10日まで。すなわち、初戦が平日なのです・・・
というわけで、結局あれやこれやで、今回観戦に行けたのは、10月9日と10日でした。

そんな訳で、全ての試合を観戦できたわけではない、ということもあり、国体のWEBサイトや自分の感想、写真などを交えながらレポートしていこうと思います。


バレーボール成年女子に参加するチームは、全国で予選を勝ち上がってきた16県の代表で、トーナメント形式で順位を競います。
とはいえ、各県の代表とはいえ、実質的にはそれぞれV・プレミアリーグ、チャレンジリーグに所属するチームが代表として参加していることがほとんどです。
もう一つの特徴として、バレーボールは成年と少年に分けられています。それぞれに出場できる選手の年齢制限があるのです。
全日本に登録されている選手はこの時期ワールドカップへ向けた合宿に入っているため、各チームのメンバー構成はサマーリーグとある程度似通っているメンバー構成となっています。

今回、岡山県選手団として参加する我らがシーガルズのメンバーは、

吉田 みなみ
瀬尾 有耶
高松 未
関 李香
福田 舞
岡野 弘子
小林 亜里沙
川畑 愛希
川島 亜依美
丸山 亜季
卜部 里菜
村田 奈都美

当初、森和代選手も参加メンバーでしたが、みなさま既にご存じの通り、急遽全日本に合流することとなり、その代わりとして瀬尾選手がメンバー入りしました。
この瀬尾選手のメンバー入り、最終的に今回僕が印象に残った選手の一人だったのです・・・

それはさておき、7日が我らが岡山シーガルズ(岡山県)の1回戦となります。
相手は山形県、またの名をパイオニアレッドウィングス。
いきなりのプレミアリーグ勢との試合、ということで、試合を見に行けない僕はもうそれはそれは気もそぞろです。
なんせ、1回戦で負けてしまうと、それ以降試合が試合が無くなってしまい、すなわち、僕が行く予定の9日、10日には試合は無い、と言うことになってしまうのです。

そんな1回戦ですが、僕が試合結果を知ったのは、シーガルズの携帯会員のサービスである、メールマガジンの速報でした。

第1セット:34-36
第2セット:25-22
第3セット:25-19
第4セット:25-12
のセットカウント3-1で・・・岡山シーガルズが勝ちました!

このニュースを見たときの最初の感想は、「第1セット、激しすぎる・・・」でした。
34-36という異常な接戦。国体のWEBサイトの情報等でも詳しい内容をうかがい知ることは出来ませんが、かなりの盛り上がりを見せたであろうことは間違い有りません・・・
その後の第2セット、第3セットはいいとして、最後の第4セットは、第1セットの影響がかなりでてしまったような結果に思われます。
その他のブロックでは、東レアローズ(滋賀)、富山選抜、トヨタ車体クインシーズ(愛知)、上尾メディックス(埼玉)、日立リヴァーレ(茨城)、三洋電機レッドソア(大阪)、久光製薬スプリングス(佐賀)が勝ち上がりました。
というか、改めて見ると、県名で表記してもなんだか全くぱっと来ない気がします・・・

こうして順当に1回戦を勝ち進んだ岡山シーガルズ。
次なる相手は1回戦でフォレストリーヴズ熊本(熊本)を下して勝ち上がってきた日立リヴァーレ(茨城)です。
日立リヴァーレはご存じ、昨年度V・チャレンジリーグの準優勝チームであり、岡山シーガルズがチャレンジマッチでリーグ昇格・降格を賭けて戦ったかもしれない相手です。
気になる試合の結果は・・・

第1セット:19-25
第2セット:25-20
第3セット:25-22
第4セット:25-19
セットカウント3-1で・・・岡山シーガルズが勝利しました!
結果を見ると、第1セットこそちょっと差を付けられて落としたものの、その後は比較的順調に勝利したのかな、という印象です。
ちなみに、昨年度のV・チャレンジリーグの覇者・上尾メディックスは、トヨタ車体クインシーズと対戦し、セットカウント3-1で敗れております。

この対戦は準々決勝となり、他に勝ち上がったのは、東レアローズ、トヨタ車体クインシーズ、久光製薬スプリングスとなります。
全てV・プレミアリーグに所属するチームであり、語弊があるかもしれませんが、結果としては順当といえば順当ですが、それはチームの実力や格、というよりも、プレミア所属チームの意地というものもあるのではないかと思います。


そして迎えた9日の準決勝戦。
岡山シーガルズの相手は久光製薬スプリングス(佐賀)。

ここから先は、また日を改めて・・・



追伸
途中まで書きかけて、操作ミスで書いていた内容が全部無くなってしまったので、新たにまた書き直す気が失せてしまいました・・・
次回、『勝利と敗北』です。
キーワードは『福田選手に三枚ブロック』『瀬尾・丸山最終防衛ライン』『キャプテン岡野のキャプテンシー』です!
お楽しみに!

というか、結果は皆さん既にご存じですよね・・・
[PR]
by dafeng5 | 2011-10-11 01:57 | 試合など

2011V・サマーリーグを振り返って

2011年7月1日に開幕した2011V・サマーリーグ。
プレミアリーグ、チャレンジリーグに所属する全国の16チームが一同に会し、7月1日〜3日の一次リーグ、9月10日〜11日の決勝リーグを戦い、頂点を決める大会が、このV・サマーリーグです。
我らが岡山シーガルズは、一次リーグの第1ブロックを2位で通過し、決勝リーグでは第2ブロック1位の日立リヴァーレ、第1ブロックの2位上尾メディックスと同じBグループに属することになりました。
奇しくも同じグループに属するのが、昨シーズンで入れ替え戦で対戦することになっていたチャレンジリーグの首位、2位のチームで、侮ると足をすくわれることは間違いない強豪チームです。

そんな、2011V・サマーリーグの決勝リーグに、9月10日、11日の両日、観戦に行ってきました。
既に大会終了から一日経っているため、ほとんどのバレーボールファンが結果をご存じとは思いますので、詳しい説明よりも、会場の何となくの雰囲気と、我らがシーガルズの激闘の様子を、写真を交えて紹介したいと思います。

会場となったのは、兵庫県は加古川市にある、加古川市立総合体育館。
e0234998_19301459.jpg

なかなかに大きな体育館で、中にはには綺麗に芝生が植えられ、鮮やかな緑が目にまぶしいほどです。
両日とも快晴で、そんな碧空のもと、コンクリートの薄い灰色の壁がよく映える会場でした。

コートはこんな感じです。
e0234998_1932131.jpg

一日目はこの写真のような感じで、コートが二面取られ、同時に試合が行われました。
観客席は一日目は二階自由席だけでした。
二日目は、左右に思い切りコートが振られ、真ん中の空いた場所に優勝決定戦用コートが用意され、その再度に位置する場所に一階自由席が設営されていました。

余談ですが、当方、初日は当日券で良いか、と思って前もってチケットを買ってなかったのですが、前売り券の方が若干お安く買える、ということを知って、やっぱり買っておくかと思いつつ、なんとなく買いそびれてしまって、結局当日券で観戦しました。
一方、二日目は事前に決勝戦を近くで見ることができる1階自由席のチケットを買っていたのですが、自由席の席幅が狭く、僕だと身長や体格的に足がつかえそう・・・、ということで、結局2階席からの観戦となりました。
1階自由席の方がチケット高いのに・・・。残念・・・
と思いつつ、大体客の入りが落ち着いた1階自由席を見ると、満席・・・
なぜここに1階自由席のチケットを持ちながら2階自由席に甘んじている僕がいるのに満席なのだ・・・と、ちょっと不思議に思いつつ・・・

と、余談はさておき、サマーリーグ当日の様子をお伝えします。
なお、どうもカメラ(というかレンズ)の調子が悪く、主力の望遠レンズがワイド端で全然オートでピントが合わず、広めの絵がほぼ全滅・・・。どうしても合わないときはちょっとズームするかマニュアルで合わせたのもあるのですが、小さいファインダーなのでなかなか・・・
そんなこんなで、試合の写真は二日目のみとなりますので、今回のレポートは2日間の我らがシーガルズの印象的な事柄を述べていく形で進めて参ります。

今回のサマーリーグは、基本的に若手を中心とした構成で、全日本に招集されている選手達は基本的に今はどのチームもいません。
そのため、どのチームもプレミアリーグ・チャレンジリーグ中のメンバー構成とは若干異なることもあります。
岡山シーガルズでは、岡野選手、若浦選手、森選手らがベンチ入りせず、その他のメンバーで試合に臨んでいました。

今回の決勝リーグで最初に印象的だったのが、リベロです。
今回、スタメンでリベロを務めたのが瀬尾選手。
e0234998_1945186.jpg

最近は丸山選手からスタートすることが多かったのですが、逆に今回の決勝リーグでは瀬尾選手が最初から出場されていました。
シーガルズではリベロは激戦区ですので、瀬尾選手も期するところも多かったと思います。
ところで、改めてVリーグオフィシャルの結果を見てみると、リベロよりも村田選手が非常にサーブレシーブでは狙われていることがわかり、全日本の試合でも最近は山口選手が狙われるようになってきましたが、サマーリーグに限らず、結構やはりサーブはどこかに集中して狙っていくのだなぁ、と素人ながら思いました。

その村田選手ですが、かなり力強く鋭いスパイクを決めている印象がありました。
e0234998_19512786.jpg

サーブのフォームもとても力強さを感じましたが、シーガルズでは今、山口選手が全日本から持ち帰ってきたタイヤをハンマーで叩く練習を取り入れ、パワーアップを図られている、という地方新聞の記事があり、そのあたりの成果が出てきているのかなぁ、と思いました。
その山口選手も、ワールドグランプリなどで拝見していると、スピードとスパイクの鋭さが増しているように感じましたので、シーガルズ全体でそのあたりの底上げも着実に進んでいるのではないか、と思いました。

もう一人、このサマーリーグでかなりの活躍を見せていると個人的に思っているのが、この方。
e0234998_19561726.jpg

そう、高松未選手です。
ブロックはもともと得意とする選手ではありましたが、押し込みやスパイクに力強さが見受けられるようになってきました。
最近の全日本の試合で、「え?今の誰が打った?」みたいな、思いのほか速いスパイクがあったとき、大概山口選手だった、ということが多いのですが、このサマーリーグでは、僕的には同じ感覚を高松選手に抱きました。
ここ数年は怪我などに悩まされていましたが、この活躍でレギュラー陣を脅かす存在となるのではないでしょうか。
e0234998_2093417.jpg


最近のシーガルズでは安定した動きを見せていると思うのが、川畑選手です。
e0234998_19595761.jpg

川畑選手は、多少厳しいボールなら打ってしまえるような柔軟さを持っていて、そのあたりに山口選手に共通するものを感じる、ということはこれまでにも書いていましたが、最近のシーガルズで積極的に行われる攻撃のバックアタックやフェイント→ブロードみたいなプレーの要ともなっているのがこの川畑選手だったりします。
特にバックアタックでは、決勝リーグでは宮下選手との息もばっちりで、NEC戦では思わず「え!?バックアタック!?」と不意をつかれるような絶妙なバックアタックがあり(もちろん、ちゃんと得点しました!)、会報誌でも監督が仰っていましたが、バックアタックはシーガルズの新しい武器の一つとなってくるのではないでしょうか。
e0234998_205719.jpg

川畑選手は比較的おっとりしているような印象もあるのですが、最近は表情にも刺すような鋭さや空気を出すようにもなってきていて、これからがますます期待できる選手と思いました。
よく考えると、シーガルズの試合を写真に撮って整理していると、最近は川畑選手を結構撮っていたりするので、やはり試合の中で存在感を放っている選手の一人なんだな、と思います。
というか、改めて調べてみると、まだ川畑選手、21歳ですよ!若い!この若さでこのまま成長し続けたら、かなりすごい選手になるのではないだろうか、と思うのですが、どうでしょうか。

そして、今回の決勝リーグでかなり目立っていたのはこの方!
e0234998_2085921.jpg

関李香選手です!
先日のミニ国体の際は、コンビがあわなかったり、若干ミスも見受けられたのでしたが、今回の決勝リーグではすばらしい大活躍!ミスなんかほとんどなかったのではないでしょうか。
サーブにスパイクにブロックにと獅子奮迅の活躍でした!
e0234998_20123285.jpg

関選手が決め出すと、当然相手の方も左右どちらか、という選択肢が発生してくるため、効果的にゲームをくめるようになってくると思います。
僕は岡野選手、宮下選手というセッターの方のファンでありますが、宮下選手のトスとスパイクを打つ選手を絡めた写真をよく撮影しますが、そういう意味では今回は宮下選手も結構左右振り分けていて、撮りづらいところもありました・・・。まぁ、イコール、相手もどちらを守れば良いか分かりづらい、ということで良いことなのですが。
関選手に限らず、最近のシーガルズは何かしら試合ごとに課題が見え隠れするものの、それを解決しているところが目に見えて分かることも特徴と思います。
これ、リーグが始まったときのポジション、どうなるのでしょうか・・・。ファンとしては楽しみですが、選手としてはレギュラーをかけて大変ですよね・・・。
でも、みんな頑張られていると思うので、ファンとしてはとにかく応援です!

その関選手の國學院大學栃木高校の先輩である福田舞選手。
e0234998_2019528.jpg

サマーリーグでは基本的にメインでは出場されず、ピンチなどで颯爽と登場、という立場だったの思うのですが、やはり出てきたら鋭いスパイクを相手コートに叩きつけていました。
これは、攻撃の緩急の差を選手交代でつけているのだろうか、とも思ったりしますが、全ての選手が機能し出すと、選手交代せずともこのあたりの緩急がつき始めたら相手にとってはやりにくいんでしょうね。
全日本では山口選手が緩の役割を担っていると勝手に思っていますが、急の福田選手や村田選手が安定してくると、昨シーズンの鬱憤は十二分に晴らしていけるシーズンになるのでは!と思います。

他にこの大会で注目されるのが、川島選手と小林選手です。
e0234998_2024105.jpg

e0234998_2024339.jpg

小林選手は本当に最近めきめきと目立ってきた選手で、この人が出てきたら大丈夫だと思える選手です。
上の写真のようなスパイクはもちろんですが、ブロックも負けていません!
e0234998_20253545.jpg

身長的には決して恵まれているわけではないですが、高松選手や宮下選手、川島選手と飛べば、それはもうシャットダウン間違いなし、みたいな安心感がでてきました。
コート上ではご自分では『冷静』と仰っていますが、その言葉の通り、冷静にコート上で起こっていることを把握し、的確に対処しつつ、瞬時のプレーは激しく!と、頼りがいのあるプレーを見せてくれます。

そんな小林選手のプレー中、「あ!」と思ったのが、この下のシーンです。
e0234998_20331014.jpg

別に小林選手が宮下選手を押している訳ではないのです。
宮下選手がレシーブかトスをした後、勢いよく後ろにトトト〜っと下がってきたところを、小林選手がふわっと優しくその勢いを殺してあげて後ろに行きすぎないにしてあげているところです。
こういうことって、ひょっとしたらバレーをしている選手なら当たり前のことだったりするのかもしれませんが、プレー中にこういう思いやりみたいなところがとっさに出るのだなぁ、ということに驚きつつ、感心したのです。

そして、その宮下選手です。
e0234998_2036416.jpg

今回、ずっと正セッターとして出場した宮下選手ですが、一次リーグから感じていたことですが、冷静ながらも気迫溢れる、ボールに対する執念に溢れるプレーが随所で見ることができました。
河本監督も会報誌で宮下選手について「全日本の合宿から帰ってきたら目つきが変わっていた」と仰っていました。
サーブしたボールの行く末を見つめるその表情を見ていると、やがて来るシーガルズのセッターとしての将来、そして、全日本でトスを上げる自分の姿を捉えているような、そんな思いを抱きました。

そして、気になる2011V・サマーリーグ決勝リーグの勝敗の行方は・・・


平成23年9月10日 岡山シーガルズ第1試合
対戦相手:上尾メディックス

第1セット:25-18
第2セット:25-15
第3セット:17-25
第4セット:25-22

セットカウント3-1で岡山シーガルズの勝利。

同日、第2試合
対戦相手:日立リヴァーレ

第1セット:25-14
第2セット:25-12
第3セット:25-16

セットカウント3-0で岡山シーガルズの勝利。

平成23年9月11日 優勝決定戦。
対戦相手:NECレッドロケッツ

第1セット:20-25
第2セット:19-25
第3セット:25-22
第4セット:21-25

セットカウント1-3で岡山シーガルズは惜しくも勝利を逃す。

この結果、2011V・サマーリーグ決勝リーグの最終順位は、

第1位:NECレッドロケッツ
第2位:岡山シーガルズ
第3位:久光製薬スプリングス
第4位:上尾メディックス
第5位:日立リヴァーレ
第6位:健祥会レッドハーツ

と決まりました。

NECレッドロケッツとの試合からしばらくして、会場では閉会式が始まりました。
「準優勝 岡山シーガルズ」と読み上げられると、福田選手がトロフィーを受け取りました。
e0234998_20463834.jpg

トロフィーの授与の後、突然報道による写真撮影が行われ、段取りが伝わっていないのか、若干戸惑いの様子を見せていました。

トロフィーの授与が終わると、個人賞の発表がありました。
『チームの優勝に最も貢献した選手』として最優秀選手にはNECレッドロケッツの張 芳赫選手が選ばれました。
そして、大会全体を通じて活躍を見せた敢闘選手として・・・なんと!我らが岡山シーガルズから川島亜依美選手が選ばれました〜!

e0234998_20523870.jpg


この、賞の決定って、多分事前に選手達には伝えられていなかったんだろうなぁ、と思ったのですが、川島選手の名前が読み上げられた瞬間、シーガルズの選手達も「おお〜」みたいな感じでどよめき、当の川島選手ご本人も戸惑いの様子を全く隠さない様子で、写真からもそんな様子が伺えるのではないでしょうか。

トロフィーをもらって元の列に戻った後、前後の選手からなにやらこそこそと言われている川島選手。
e0234998_2055249.jpg

きっと、「知らんかったん?」「全然本当に知らなかったですよ・・・」とか、「おい〜、なんかおごれよ〜」「ええ!?無理ですよ!」とか、「敢闘賞〜敢闘賞〜さすが先輩〜」「ちょ、もう勘弁して・・・」とか、チームメイトならではの表現で川島選手の受賞を祝われていたんでしょうね!

表彰式の後、日本バレーボールリーグ機構の木村憲治会長から挨拶があり、さる3月11日の大震災で被災された方々への思い、そして自分たちとしてできることとして、”がんばろう東日本!震災復興支援チャリティー大会”と銘うった今大会を開催した思い、そして、来場者へのお礼などをお話になりました。
e0234998_214658.jpg


最後に選手によるサインボールの投げ入れが行われました。
選手は各チーム毎に一人ずつ。
シーガルズからはどの選手が出てくるのかな、と見ていると、なにやら前の方で押し合いへし合いがあり、押されるように進み出てきたのは川島選手です!
きっと「敢闘賞〜敢闘賞〜」と冗談で言われたりしたのかもしれないですね。
ともあれ、川島選手、選ばれたからには自分がシーガルズの代表として来場者の方々、震災に遭われた方々への感謝の気持ち、がんばれ!というエールの気持ちなどを代弁しないと!と、思い切ってボールを投げ入れられました!
e0234998_21105776.jpg



これをもって、7月と9月の5日間続いたサマーリーグも終わりを迎えました。
選手達はまた思いを新たに、次のステップへ向けて歩き始めます。
このサマーリーグでは、新たな攻撃のパターン、流動的なメンバー構成など、何となく何かを見定めるようなところもあったような気もします。

とはいえ、本当のところはこの方のみぞ知る・・・というところなのでしょうか。
e0234998_21124843.jpg


ちなみに、優勝決定戦で驚いたのが、河本監督のタイムアウトのタイミングでした。
追い込まれているときなどにタイムアウトをかけ、選手達になにやら指示等を出されています。
e0234998_2114648.jpg

このタイムアウト直後は、なぜか本当に高い確率でシーガルズが得点しているのです。
タイムアウトのタイミングはかなり戦略的にも重要と思うのですが、そういう意味では、このタイムアウト→直後は得点、という流れって、かなり戦略的に成功しているわけで、それが際だっていたので驚いたのです。

余談ですが、上の写真で河本監督の右にあるパトランプ。タイムアウトの時などは音と共にこのランプが光ります。
逆サイドの際、結構良いタイミングで突然「ピーヨピーヨピーヨ」と赤いパトランプが点滅しだして、河本監督は全く覚えのないパトランプ点灯に「わし何もしてないよ!」みたいな様子で、会場は一時笑いに包まれました。
とんだハプニングで監督もびっくりされたことと思います。

そんなこんなで、サマーリーグも無事終了。
準優勝とはいえ、新たな課題も見えつつ、直近の試合での課題は確実に解決していることが見えたことが大きな収穫なのではないか、と思いました。
次は10月の国体。
いかなるシーガルズを見ることができるのか、今から楽しみです。

ということで、2011V・サマーリーグ決勝リーグのレポートでした。



おまけ。
決勝リーグのあった10日・11日は両日とも快晴で、外の温度はうなぎ登り。
駐車場から会場に行くまでの短い時間だけで汗だくだくです。
その汗も一気に引いてしまうほど、会場内はエアコンがよく効いていました。
だからなのか、下のような光景が・・・
e0234998_21215898.jpg

アスリートにとって体を冷やすことは天敵、とは思いますが、ここまでみんなが揃って寒さ対策をしていることは無かった気がするので、写真を撮ってみました。
でも、選手達にとってはせっかく温まった体を冷やすわけにはいかないから大変でしたよね・・・

また、先ほども書きましたとおり、会場内はエアコンが効いていましたが、シーガルズの事務局や各チームの受付の方々は、会場の外のテントで受け付け業務を行っていました。
受け付けもしないといけないし、暑いし、で、とても大変だったと思います。
事務局の方々もお疲れ様でした!

最後に超余談です。
体育館の入口から入ってすぐ右に曲がるとすぐそこに観客席があり、その右手にコートを挟んで向かい側の観客席に行くための通路があり、大体の人はその通路を行き来していました。
その通路の途中に飲料の自動販売機があったのですが、やはりこの暑さからかお茶やスポーツドリンクなど、ペットボトル系の飲み物は全て売り切れ。
でも・・・実は先ほどの、入口曲がってすぐの観客席の後ろの方にも体育館の奥の方へ行く通路があって、その通路の一番奥はそのまま右手の方に伸びていて、逆側の観客席にも行けたんです。遠回りなのであえてそちらを通人もほとんどいなかったのですが。
実は、その遠回りの方の通路にも実は自動販売機があったんですよね・・・
僕も優勝決定戦が終わった後、閉会式の様子を撮影するのに体育館の奥の方に行ったのですが、サインボールの投げ入れが行われるということで1階自由席のある方へ向かうために、その遠回りの方の通路のほうが逆に近いのでそこを通ったのですが、その時初めて自販機があることに気づいて。
もちろん・・・ペットボトル系の飲料も余裕でありました。売り切れが全く無かったのです・・・
全てが終わった後に気づいても、時既に遅し・・・
本当に超余談ですいません・・・

あと、記事中に出てくる選手達のコメント、完全に僕の勝手な想像なので、選手達がそういうことを言っているわけではありませんので!
誤解することもないとは思いますが、念のため。
でも、激戦の後ですから、そんな会話があったりしても良いかな、と思います。
ともあれ、閉会式での川島選手の敢闘選手賞受賞では、普段見ることのできないシーガルズの選手達の顔を見ることができて良かったです!

以上、本当にレポート終わりです。
[PR]
by dafeng5 | 2011-09-12 21:30 | 試合など


女子バレーボールチーム・岡山シーガルズを応援する、とあるファンのブログです。主に、岡山近辺で行われる試合やイベントなどの情報等を発信しますが、更新はえっちらおっちらマイペースです。


by dafeng5

プロフィールを見る
画像一覧

最新の記事

facebookページを開設..
at 2012-12-13 18:23
2012/13V・プレミアリ..
at 2012-12-10 00:00
24時間テレビ チャリティー..
at 2012-08-27 00:13
牛肉サミット2012
at 2012-08-25 23:28
赤磐市パブリックビューイング..
at 2012-08-12 10:09

カテゴリ

全体
選手紹介
チアスティック
応援歌
試合など
その他
未分類

外部リンクです。

●岡山シーガルズ公式サイト●
岡山シーガルズの公式サイトです。

●Seagulls Support Shop●
岡山シーガルズのオフィシャルショップです。
こちらのサイトの売り上げの一部は岡山シーガルズの活動資金の一部となるそうです。

●exciteによる東日本大震災義援金(寄付)のお願い●
平成23年3月11日に起きた東日本大震災への義援金(寄付)にexciteが取り組んでいます。
少しの力でもきっと何かの役に立つと思います。是非ご覧ください。


●岡山シーガルズ-卜部里菜ファンサイト/flying-beauty.net●
岡山シーガルズの卜部里菜選手のファンサイトです。ここに来れば、きっとあなたも卜部選手の魅力に虜になります!

●岡山シーガルズ・山口舞選手を応援する会●
岡山シーガルズの山口舞選手のファンサイトです。山口舞選手の情報を始め、様々なシーガルズ・バレーボール情報が盛りだくさんです!

●岡山シーガルズ丸山亜季選手のファンブログ!●
岡山シーガルズの丸山亜季選手のファンであるGOHさんのブログです。関西にお住まいで県外のシーガルズファンの雄です!笑顔が素敵な丸山選手の写真も満載!

以前の記事

2012年 12月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 03月
2012年 01月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月

最新のトラックバック

小林亜里沙選手
from Strange days

検索

その他のジャンル

ブログパーツ

オーストラリアドルfx業者

外部リンク

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

スポーツ

画像一覧